磐田市のとある都市計画道路の調査
2022年06月14日
先日、売却相談いただいた物件の調査を昨日実施しました。
磐田市の都市計画マップを市のホームページの地図情報サービス画面で確認すると
『ぎりぎり掛かっているか?掛かっていないか?』の微妙なライン。
これは磐田市都市計画課窓口でちゃんと確認しないといけません。
窓口で担当者様に相談すると、今のところ見直し対象路線には該当せず、引き続き『現状維持路線』でした。
そうはいっても長期整備路線に該当。どちらにせよ令和12年以降に検討。いまは全くわかりません。
現時点の段階では『とりあえず計画はある』というのが全てです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
窓口担当者様『詳細は道路整備プログラムにて確認してください。
ホームページにも掲載されておりますので。』との事でした。
さらに突っ込んで今回の対象地に『掛かっているのか?掛かっていないのか?』を聞くと
窓口で詳細な図面をパソコン画面上で見せてくれます。但し詳細といっても1/2500スケール。
市役所の皆さん、本当にごめんなさい。そんなのキッチリ答えられないのは承知の上です・・・。
私『この図面プリントアウト出来ますか?』
市役所担当者『大丈夫です。但し1/2500スケールですが・・・よろしいでしょうか?』
私『あくまで参考図面ですから大丈夫です。よろしくお願いいたします。』
有料ですがプリントしてくれるサービスがあり、10円支払ってお願いしました。
そこにはしっかり但し書きの文章が印字されています。
○・○・○号 ○○線(代表幅員○○m・○車線)
注)本写しは、昭和・平成○○年に当初の都市計画決定をした計画道路の計画図の写しであり、
事業を実施する際に行う測量や詳細設計等により、誤差を生じる可能性があります。
縮尺:1/2500 令和○年○月○日 磐田市役所 都市計画課
一般公開されているインターネット上の画面では
『どちらかというと掛かっていないんじゃないかな~』って私は思っていましたが・・・
市役所窓口カウンター上の詳細の図面では・・・
担当者『ギリギリ、微妙に掛かってそう?ですね・・・』
私『確かに掛かっていそう?ですね・・・』
確かに私にも微妙に掛かっているな・・・と思えてしまう図面でした。
しかも、この都市計画道路の図面、上記の通り1/2500スケールで描かれています。
要するに縮尺が小さいんです。線1本で約1mぐらいの誤差は簡単に出るイメージ。
実際に事業化され詳細の設計図を起こさない限り、どのくらい影響があるかは不明。
今回の調査対象地は南北に長く東西は狭い長方形。
ただでさえ物件の東西間口が約7.4mしかないのに都市計画道路で約1m程度も
削られてしまう?可能性が有る土地と判明しました。
売主様への値付けの提案にも影響はもちろんあります。