土地代金等の決済(=土地のお引き渡し)

2023年10月14日

28、土地代金等の決済(=土地のお引き渡し)


契約条件に従って売主様は引き渡しに向けて必要な手続きを開始します。
売主は既存の建物解体工事、境界確定作業、抵当権等の解除手続きの準備、物件を第三者に賃貸している場合は立ち退き手続きなどを行います。
買主のあなたは基本的に予定期日に代金が支払える準備さえしておけば問題ありません。
但し購入予定の土地の地目が農地(田、畑)の場合は農地転用の手続きを行ってください。
決済時には何百万、何千万と言うお金が動きますので通常は金融機関が営業している日時に行います。売主、買主双方とも平日の日中勤務の場合、事前に休暇の取得をお願いします。また、仲介業者は引き渡し条件の作業の進捗を確認しながら決済日時及び場所の設定を行います。ほとんどの場合、決済日の1~2週間前に正式決定します。もちろん売主、買主、仲介業者、司法書士、金融機関等の都合を確認しながら決定します。

決済当日は司法書士が立会いの下、売主・買主・仲介業者が集まり決済の手続きを行います。司法書士に『売買物件の権利書』の確認をしていただき、所有権移転登記申請書類に買主(登記権利者)売主(登記義務者)双方署名捺印をし、それと引き換えに売買代金(残金+固定資産税等の精算金等)を支払います。一般的には金融機関で行いますのでその場で振込み手続きを行います。併せて仲介手数料、所有権移転費用もお支払い頂きます。
全ての手続きに1時間程度を要します。振込手続きが完了しましたら終了です。
解散後司法書士は登記所に所有権移転申請を行います。概ね1週間前後で所有権移転登記が完了です。司法書士より登記申請書及び完了証明書、登記識別情報(いわゆる権利書ですがコンピュータ化に伴い名称が変更)が書留で郵送されます。大切に保管して下さい。
これで土地の購入は完了です。
いよいよ『夢のマイホーム』の着工が可能となります。

 

 

これは木内不動産 見付太郎 土地セミナー物語『良地得太郎の失敗しない土地選び』の一部を抜粋しました。全文はこちらからお読みいただけます。

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