将来的な資産価値を見極め物件を選ぶ

2023年10月14日

4、資産価値が継続される『買っても良い物件』と資産価値が極端に減ってしまうかもしれない『買ってはいけない物件』

 

見付太郎「その点から言えば一日でも早く素敵なマイホームを手に入れたいところですが、ここで注意があります。

いくら早く手に入れたいからと言っても、『買っていい物件』と『買ってはいけない物件』がありますのでそこは慎重に見極めが必要です。

建物で言えば少なくともご夫婦の残りの寿命50~60年の期間、住み続けられるような丈夫な家が必要ですね。
それと将来、何らかの事情により今回購入する家に住まなくなることもあるかもしれませんが、そうなったときにも相応の金額で処分できる(=売れる)不動産を買うことが大事です。
建物は築年数が経過すれば価値が下がるのは理解しやすいのですが、土地は買った時の金額と売った時の金額が上がる場合もあれば下がる場合もあります。

土地の値上がりを期待して土地を購入するわけではないと思いますが、値上がりや値下がりの事でいうと特徴的な話としてはバブル期1986年(昭和61年)12月~1991(平成3年)2月の話がありますね。

私の想像ですが実際のところ今後あのような時代はもう来ないでしょうね。

バブル経済崩壊によって日本は大きな痛手を経験しました。二度と同じ過ちは犯さないでしょう。

また少子高齢化の時代、不動産で言えば土地余りの時代ですから基本的には土地の価値は減少傾向だと思います。

もちろん、『主要駅近くの特別な価値がある物件』や、一般的に『買っても良い物件』は将来も買った時とほぼ同等の金額で売れる場合がありますが『買ってはいけない物件』を買ってしまうと、買った時の金額の半分以下、下手をすると売手側が処分する為の費用を相当負担しないと買手が付かない将来赤字候補物件もたくさんあります。

例えば道が狭く車が入りづらい、高さ2mを超す壊れた擁壁がある・・・等々。

また別の機会があれば詳しくお話ししますが、とにかく『買っても良い物件』を買うのが大事です。」

 

 

これは木内不動産 見付太郎 土地セミナー物語『良地得太郎の失敗しない土地選び』の一部を抜粋しました。全文はこちらからお読みいただけます。

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