和して同ぜず
2022年06月23日
『和して同ぜず』
私自身の座右の銘です。
この言葉を初めて知ったのは、私自身の結婚式。
平成10年5月17日ですから今から24年以上前です。
その当時、私は静岡県に拠点を持つ株式会社大成住宅に勤務し、注文住宅の営業マンでした。
当時、大成住宅の創業者で代表取締役社長だった『中村成男』氏。
当時の一社員からみれば超カリスマ社長です。
結婚祝辞のスピーチをお願いしましたが、その祝辞の中でこの『和して同ぜず』を頂きました。
社長「私は長年、自分自身の座右の銘として『和して同ぜず』を大切に生きてきました。
この言葉を木内君に送るから・・・・、これから奥さんと2人、生涯仲良く、頑張ってください。」
中村社長のオーラ感、半端なかったですが、渋くて落ち着いた低い声のトーンで、
この言葉をプレゼントしてくださいました。
そして結婚披露宴のひな壇の席に座っている私たち夫婦の元へ、社長がわざわざ来て下さり、
社長ご自身の名刺を私に下さりました。そこにはボールペンでこの言葉が手書きで書いてありました。
勿論、宝物です。私たち夫婦の結婚式のアルバムに大切に保管されています。
この時、私はその言葉の意味はよく知りませんでしたが、結婚式が終わっって暫く経った時、
「あの言葉の意味は何だったんだろう?」と思い、ことわざ辞典で調べました。
最近ではネットで簡単に調べられますので、ご興味のある方は是非調べてみてください。
でも、普段の生活の中、仕事も、遊びも、家庭も。
よくよく振り返ってみると私自身は『和して同ぜず』、根っこの奥にあると思います。
普段はあまり意識することはないのですが・・・
後から振り返って考えた時、なぜ自分はあのような行動をとったのだろう?と考えた時、
『和して同ぜず』が思い出されます。私自身の中でこの考え方は深く深く根付いていると実感します。
中村社長、本当にありがとうございました。中村社長には人生の生き方を教わりました。
私の心の中には、中村社長の下で過ごした大成住宅時代は今でも永遠の輝きを放っています。
勿論、大成住宅時代に出会った多くの上司、先輩、同期の仲間、後輩たちは
今でも私にとって大切な人達であることに変わりありませんし、様々な思い出と一緒に、
今でも私の心を支えてくれています!
皆さん、本当にありがとうございました!
いつの日か皆でまた会いたいですね!