第22章 候補地が決まってもまだ買わない

2026年03月25日

 

第22章 候補地が決まったら…でも、まだ買ってはいけません

 

展示場に戻り、テーブルに資料が並べられた。

見付太郎が言った。

👉 「では、候補地を一つ選びましょう。」

■ まずは“夫婦で決める”

👉 それぞれ順位をつける

👉 1位が違ってもOK

👉 大事なのは——

👉 「全部言葉にすること」

👉 なぜそれが良いのか
👉 何が気になるのか

👉 遠慮せず出し切る

👉 そして——

👉 お互いを尊重して一つに絞る

夢見子が笑った。

「なんだか楽しいですね、この時間。」

👉 「そうなんです。」

👉 「ここは“正解探し”ではなく、“価値観の共有”です。」

■ でも——ここで止まる

候補地が決まった瞬間、僕は言った。

「じゃあ…すぐ申し込みですか?」

見付太郎はすぐに首を振った。

👉 「いいえ。」

👉 「まだ買ってはいけません。」

■ なぜ止めるのか?

👉 理由はシンプルです。

👉 「その土地に理想の家が建つか分からないから」

👉 土地だけ見て判断

👉 → ほぼ失敗します

👉 「家が主役です。」

👉 「土地はその舞台です。」

■ ここでやるべきこと

👉 住宅会社にプランを依頼する

👉 ✔ 間取りは入るか?
👉 ✔ 駐車場は取れるか?
👉 ✔ 日当たりは確保できるか?

👉 これを先に確認する

👉 不動産業者は土地のプロ

👉 住宅会社は建物のプロ

👉 役割が違うのです。

■ 「買い逃したらどうする?」

夢見子が不安そうに聞いた。

「その間に売れちゃったら…?」

見付太郎は静かに答えた。

👉 「それは“ご縁がなかった土地”です。」

👉 不動産は一点もの

👉 競争は避けられない

👉 でも——

👉 焦って買う方が危険です。

👉 「次があります。」

👉 「でも失敗は取り返せません。」

■ 気持ちの切り替え

👉 売れた → 残念

👉 でも——

👉 すぐ次へ

👉 2番手
👉 3番手

👉 常に準備しておく

👉 これが

👉 “不動産との正しい向き合い方”です。

■ 住宅ローンはここで動く

👉 候補地が決まった段階で

👉 事前審査を行う

👉 ✔ いくら借りられるか
👉 ✔ 本当に買えるか

👉 これを確認する

👉 通常2〜3日で結果

👉 ここで一歩前進

■ 売主側の本音

👉 「この人、本当に買えるのか?」

👉 売主はここを見ています。

👉 事前審査通過済み

👉 → 信頼度UP

👉 これはマナーです。

■ 融資特約のリアル

👉 万が一ローンNG

👉 → 白紙解除できる

👉 ただし期限は——

👉 約1ヶ月

👉 ここで見付太郎は少し強く言った。

👉 「この1ヶ月、全然余裕ありません。」

👉 本審査に1〜2週間

👉 契約準備

👉 書類手続き

👉 かなりタイトです。

👉 「のんびりしている時間はありません。」

■ よくある誤解

👉 「2ヶ月あれば安心」

👉 → 売主が嫌がる

👉 不動産業者は言います。

👉 「1ヶ月でやってください」

👉 これが現実です。

■ 結論

👉 候補地はすぐ決める

👉 でも、すぐ買わない

👉 プラン確認が最優先

👉 ローンは同時進行

👉 焦らず、でも遅れず

僕はゆっくり頷いた。

👉 「スピードと慎重さ、両方必要なんですね。」

見付太郎は微笑んだ。

👉 「そのバランスが全てです。」