第18章 土地は“買った後にお金が

2026年03月25日

 

第18章  土地は“買った後にお金がかかる”

〜思いがけない諸費用の正体〜

 

 

見付太郎は少し真剣な顔で言った。

👉 「良地さん——これは必ず知っておいてください。」

「はい…何でしょう?」

👉 「土地は“買ったら終わり”ではありません。」

■ 本当の落とし穴

👉 “契約後・引き渡し後にお金がかかる”

僕は思わず聞き返した。

「そんなことあるんですか?」

👉 「かなりあります。」

■ よくある追加費用

見付太郎は手元の資料を見ながら説明した。

■ 軽く見られがちだが高いもの

👉 草刈り・撤去
→ 30〜60万円

👉 塀の撤去・復旧
→ 10〜100万円

👉 電柱・支線の移設
→ 約50万円

■ インフラ関係(要注意)

👉 水道引込み・やり替え
→ 40〜100万円以上

👉 越境配管の対応
→ 50〜100万円

👉 「しかも——」

👉 掘って初めて分かることが多い

👉 「図面も100%正確ではありません。」

僕は少し驚いた。

「え…そんな曖昧なんですか?」

👉 「はい。現場がすべてです。」

■ 土地そのものの問題

👉 田の造成
→ 300〜500万円

👉 高低差の解消
→ 200〜500万円

👉 地盤改良(別途)

👉 「安い理由がここに隠れていることも多いです。」

■ 最大のリスク

見付太郎は少し声を落とした。

👉 「一番怖いのは——」

■ 地中埋設物

👉 コンクリートガラ
👉 古い基礎
👉 杭(パイル)
👉 不明な埋設物

👉 「これらは見えません。」

👉 「だから厄介なんです。」

■ なぜ防げないのか

👉 地面の下だから見えない
👉 解体しても全部は取らない
👉 工事して初めて発覚

👉 「つまり——」

👉 “買った後に発覚する”のです。

■ 金額の現実

👉 数万円で済むこともある

👉 でも——

👉 300万〜500万円

👉 場合によっては1000万円規模

僕は言葉を失った。

「それは…想定外ですね…」

■ ではどう防ぐか?

見付太郎は強く言った。

👉 「契約で守るしかありません。」

■ 絶対にやるべきこと

👉 契約不適合責任の確認
👉 地中埋設物の扱いを明記
👉 売主責任の範囲を設定

👉 「特にここです。」

👉 “売主は責任を負わない”の文言

👉 これが入っていたら要注意です。

■ 対策のポイント

👉 買付時に条件を入れる
👉 仲介業者に必ず確認
👉 曖昧なまま契約しない

👉 「そして——」

👉 保証期間をつけること

👉 最低3ヶ月
👉 できれば6ヶ月以上

■ 見落としがちな超重要ポイント

👉 旧建物の杭(パイル)

👉 地中深くに残っている
👉 通常解体では撤去されない

👉 「これが本当に厄介です。」

👉 建築会社によっては
👉 “撤去しないと建築不可”

👉 そして撤去費用は——

👉 数百万〜場合によってはそれ以上

■ 最後に

見付太郎は静かに言った。

👉 「土地の価格だけで判断しないこと。」

👉 安く見える

👉 でも——

👉 後から高くなることがある

👉 「総額で判断してください。」

僕は深く頷いた。

👉 「土地って…見えないところが一番怖いですね。」

見付太郎は少し笑った。

👉 「だからこそ、プロと一緒に確認するのです。」