第14章「売れ残り」にこそ理由がある
2026年03月25日
第14章「売れ残り」にこそ理由がある
〜掘り出し物に見える時ほど注意せよ〜
見付太郎は少し現実的な話に切り替えた。
「良地さん——
“なかなか売れない物件”って、どう思いますか?」
僕は少し考えた。
「うーん……人気がないとか、何か問題があるとか…」
見付太郎は静かに頷いた。
👉 「その通りです。」
■ 売れない物件には理由がある
👉 価格が高い
👉 条件が悪い
👉 需要が少ない
👉 必ず“売れない理由”があります。
■ では、なぜ売れ続けているのか?
見付太郎は少し笑った。
👉 「売主が“その価格で売りたい”からです。」
「不動産は——」
👉 売主の意思で価格が決まります。
👉 必ずしも“相場通り”ではありません。
■ 実は広告にも事情がある
「ここはあまり知られていませんが——」
👉 物件を広告するには“お金”がかかります。
👉 売れにくい物件ほどコストがかかる
「そのため——」
👉 “あえて広告しない”という選択もあります。
夢見子が驚いた。
「えっ、載せないんですか?」
👉 「はい、載せないこともあります。」
👉 来店客や問い合わせのあった人だけに紹介する。
■ それは“掘り出し物”なのか?
見付太郎は少し間を置いた。
👉 「ここ、勘違いしやすいポイントです。」
👉 ネットに載っていない
👉 紹介でしか出てこない
👉 =掘り出し物とは限りません。
👉 “売りづらいから表に出ていない”だけの可能性もあります。
僕は思わず苦笑した。
「なんか……ありそうですね…」
■ それでもチャンスはある
「ただし——」
👉 すべてがダメな物件ではありません。
👉 価格と条件のバランスが合えば“良い買い物”になることもあります。
👉 ここで活きるのが“交渉力”です。
■ 値引き交渉のリアル
「不動産の価格交渉は——」
👉 可能なケースが多いです。
👉 売主が早く売りたい
👉 長く売れていない
👉 相場とのズレがある
👉 こういう場合は交渉が通ることがあります。
「ただし——」
👉 絶対ではありません。
👉 一切交渉できない物件も存在します。
■ 一番危険な状態
見付太郎は少し強い口調になった。
👉 「これが一番危険です。」
👉 「これ掘り出し物ですよ!」
👉 「今だけですよ!」
👉 と言われて、判断せずに動くこと
👉 “理由を知らずに買う”ことが最大のリスクです。
■ 必ずやるべきこと
👉 なぜ売れていないのか?
👉 なぜこの価格なのか?
👉 リスクは何か?
👉 これを必ず確認すること。
■ そして、最も大事なこと
見付太郎は静かに言った。
👉 「一人で判断しないことです。」
👉 信頼できるパートナーに必ず見てもらう
👉 プロの視点でチェックする
👉 これが“失敗しない最大の防御”です。
■ 最後に
「売れない物件は——」
👉 “悪い物件”とは限りません。
「しかし——」
👉 “理由を知らずに買う物件”は危険です。
僕はゆっくり頷いた。
「つまり——」
👉 “安い理由を理解できたらチャンス”ってことですね。
見付太郎は笑った。
👉 「その通りです。」
