第11章 「土地はネットで全部見られる」
2026年03月25日
第11章 「土地はネットで全部見られる」時代の選び方
〜情報に負けない人が、最後に勝つ〜
見付太郎は、少し笑いながら話し始めた。
「良地さん——
ここからはいよいよ“土地探し”です。」
僕たちは自然と前のめりになった。
「まず最初にお伝えしておきたいのは——」
👉 今の時代、土地情報はほぼ“全部ネットに出ています”。
僕は少し驚いた。
「えっ…そうなんですか?」
「はい。」
👉 レインズ(業者間データベース)
👉 SUUMO・アットホーム・ホームズ
👉 各不動産会社のHP
👉 ほぼすべての物件は、どこかに掲載されています。
「つまり——」
👉 “裏情報”や“未公開物件”に期待する必要はほぼありません。
夢見子が少し苦笑した。
「実は…ちょっと期待してました…」
見付太郎は優しく頷いた。
「皆さん、そう思います。」
「でも現実は——」
👉 “今出ている中から選ぶ”しかないんです。
■ では、どうやって選ぶのか?
「ここからが大事です。」
👉 まずは“予算内での全体像”を把握します。
「例えば——」
👉 予算1,000万円なら
👉 900万〜1,100万円で検索
👉 とにかく候補を集める。
「目安としては——」
👉 10〜20件以上
「これくらい見ると——」
👉 “相場感”が見えてきます。
僕は納得した。
「確かに、それくらい見ないと分からないですね。」
■ ここで絶対に知っておくべきこと
見付太郎は少し真剣な表情になった。
👉 「すべての土地には“欠点”があります。」
一瞬、空気が止まった。
「えっ…全部ですか?」
👉 「はい、全部です。」
「100点の土地は——」
👉 存在しません。
(第7章の言葉が頭をよぎった)
■ 見るべきは「欠点の正体」
「大切なのは——」
👉 “良い土地を探すこと”ではありません。
👉 “欠点を理解すること”です。
「例えば——」
👉 道が狭い
👉 形が悪い
👉 日当たりが微妙
「これらは一見マイナスですが——」
👉 人によっては問題にならない場合もある。
👉 むしろ“価格が安いメリット”になることもある。
夢見子はハッとした表情になった。
「今まで…全部“ダメな土地”だと思ってました…」
「それが普通です。」
見付太郎はやさしく言った。
■ “化ける土地”という考え方
「実は——」
👉 一見ダメに見える土地ほど“化ける可能性”があります。
「なぜなら——」
👉 欠点の分だけ価格が下がっているからです。
👉 その欠点が許容できれば、一気に“良い土地”になる。
僕は思わず頷いた。
「なるほど…そういう見方か…」
■ よくある勘違い
見付太郎は少し笑った。
「よく言われるのが——」
👉 「ネットの物件は全部見ました」
👉 「いい土地がないです」
「でも実際は——」
👉 “選べていないだけ”なんです。
■ 本当に必要なのはこれ
見付太郎は指を一本立てた。
👉 「必要なのは“判断力”です。」
「そして——」
👉 “行動力”です。
「土地選びは最終的に——」
👉 “一瞬で決める世界”です。
僕は少し緊張した。
「そんなに早くですか…?」
「はい。」
👉 なぜなら——
👉 土地は“一点もの”だからです。
■ 最後に
見付太郎は静かに締めくくった。
👉 「情報は、もう十分にあります。」
👉 足りないのは“選ぶ力”です。
「そして——」
👉 選ぶ力とは
👉 “自分にとって何がOKで何がNGか”を決めることです。
部屋に静かな納得が広がった。
「次は——」
👉 “その判断基準”を具体的にお伝えします。
僕たちは顔を見合わせた。
「いよいよですね…」
「はい。ここが核心です。」
