見付太郎 土地セミナー 

2022年05月17日

土地セミナー物語:『良地得太郎のマイホーム取得の為の失敗しない土地選び』

 

まえがき

 

土地セミナーは転ばぬ先の杖

 

こんにちは。はじめまして。

私は静岡県磐田市の株式会社木内不動産の代表、木内隆之と申します。

 

今回、土地セミナー物語『良地得太郎のマイホーム取得の為の失敗しない土地選び』

をご紹介させていただきます。

 

これは『土地から購入してマイホーム』を注文住宅で建てたい人が土地を探し始める前に

是非知っておいてほしい事を2時間程度で理解できるように物語形式で纏めています。

 

この土地セミナー物語のテーマは『注文住宅でマイホーム購入』ですが、ほとんどの方は初めてであり、ほとんどの方が一生に一度の大きなお買い物です。

憧れのマイホームですから当然夢や希望は膨らみます。

 

それと同時に『失敗は許されないぞ!』

漠然とそのように考え、不安もたくさんあると思います。

 

日常生活の中ではちょっとした失敗は誰でもあることですし、その失敗は次に活かせます。

しかしマイホーム取得はそうはいきません。

『今回は失敗したけど、次は失敗しないように家を建てよう!』とは普通はなりません。

ですから出来る限り失敗しないようにしなければなりません。まさに一世一代の大仕事です。

 

その為、本来であればお客様自身にそれ相応の知識や経験が必要となるのですが、

その習得には膨大な時間と労力が必要となります。

もしあなたが不動産業界や建築業界に10年以上携わっている方でしたらこのような物語を読まなくても『失敗しない土地選び』、そして『住宅会社選び』が出来ることでしょう。

 

人によっては、その物件購入時に『成功した!』つもりの方でも10年後、20年後、30年後・・・

『やっぱり失敗だった!』と思うかもしれません。

ほんの少しでもたまたまご縁があって私と出会えた人には出来るだけ、そのような気持ちになってほしくないと私は願っております。

そしてこの『土地セミナー物語』を一読いただければ、あなたが納得できる『土地探し』

の情報収集のために不動産会社や住宅会社を何件も訪ね歩くご負担を最小限に軽減することができるかもしれません。

 

そもそも、この物語を書いた本当の理由は

 

『一期一会でお会いすることができたお客様を大切にしたい!』

 

『星の数ほどある不動産業者の中で、たまたまご縁あって当社に期待してお越しいただいたお客様に

安定したサービスを提供したい!』

 

という私自身の会社設立当初の願いが込められております。

 

しかし実際の現場では来社される全てのお客様に同じようにこの土地セミナー物語で伝えたい内容を

全てお話することはほとんど出来ておりません。その理由はお客様毎にそれぞれです。

一例ですがお客様が不動産業者を訪問する理由は

 

『自分たちにとって最良な物件を紹介してほしい。』

 

『できればインターネット上のポータルサイト等に出ていない掘り出し物件または極秘物件情報があれば教えてほしい。』

 

という期待で訪問するのではないかと想像します。

ましてや、ここに展開するような説教じみた話を聞きに来ているわけではないからです。

もちろんお客様自身もそんな話を期待しているわけでもなく、また時間的にも忙しく、

限られた時間の中で行動していますから、仮に私がこのようなお話をお伝えしたくても『何か違う!』

という表情でお帰りになられる方が多いと実感するからです。

 

簡単に言うと『お客様の期待と私ども不動産業者の情報提供のベクトルの向きが合っていない』

と思うのです。

 

私も本心ではお客様毎に期待している『そのお客様にとってぴったりの良い土地情報を提供したい!』と思って日々活動しているのですが、建築業界から不動産仲介業者に転身して感じることは、

 

お客様がイメージしている都合の良い『いわゆる100点満点の良い物件はほとんど無い』

というか

『有ったとしても一般市場に出回らない=不動産業者や建築業者が建売分譲住宅用地や建築条件付き土地の仕入れとして先に購入してしまう』

という現実があります。

 

これらの不動産業者や建築業者が買取しない一般仲介物件のほぼ全ての物件に長所と短所があり、

その短所部分を敢えて点数にすると、どの土地も40点~50点なのです。

しかし、お客様も建売分譲用地や建築条件付き土地レベル(仮に100点)とは言わないまでも

出来れば80~90点ぐらいの良い土地を期待しています。

それは分かっているのですが、現実的には私自身が気付いているマイナス40~50点の土地を

『この物件はいかがですか?』とお勧めしなければならないのです。

この部分がなんとなく私は気が引けてしまいますし、だからこそ強くお勧めすることもできないのです。

 

最終的にはあくまで自己責任で判断していただくことになります。

しかし、それが現実ですし、他に代えがたい『唯一無二の一点物』の不動産という商材を扱う以上、

それは致し方ない事だと思うのです。

建物プランはイメージが違えば消しゴムで消して図面を引き直せば再提案できますが、

土地はそういう訳にはいかないのです。

 

それなら私が気付いているマイナス40~50点をしっかりお客様にお伝えした上で、そのお客様毎に納得の土地選び、そしてマイホーム取得の実現をしていただくためのサポートを構築しようと試み、

その一つの方法として、この土地セミナー物語を当社ホームページにUPしようと企画しました。

『何かのきっかけ』や『たまたまご縁』でこのページにお越し頂けたのであれば、そのお客様はご来社前にお読みいただくことが可能となり、結果として『失敗しない土地選び』のお役に立てると考えております。

 

また静岡県外の遠方にお住いの方で現実的に私が直接土地選びのお手伝いできなくても、

この物語がきっと何かのお役に立てるのではと信じております。

 

 

内容としては普段私がお客様よりお話を伺っている中で、比較的よくありがちなケースを題材に

ケーススタディとして話を展開しております。

読み進めていただきますと「そうそう、私たちと同じだ!」という内容も多々あると思います。

 

 

 

ほとんどのトラブルは『知らなかった事』が原因で巻き込まれます。

土地を購入して理想のマイホームを建築しようとするなら事前に確認しなければならない

多くのチェックポイントがあります。

転ばぬ先の杖として、是非この土地セミナー物語をご活用ください。

 

インターネットが普及し日本中、いえ世界中で様々な情報(物件情報含む)を取得できる時代

になりました。便利な反面、どの情報を信じるか?何を選べば幸せになれるのか?

この判断、見極めが一番難しいと思います。

 

ご一読いただいた上で考え方や手順・ベクトルの向きが、ほぼ同じであれば、その時コンタクトを取っていただければ幸いです。

きっと納得いただけるご提案ができると信じております。

 

静岡県西部地区で注文住宅営業を15年、不動産会社を設立し14年の私がこれまでの経験を踏まえ、

精一杯サポート致します。

繰り返しますが、この物語に出会えたことも『何かのご縁』だと感じます。

あなたがマイホーム取得を検討するにあたり限られた時間を無駄にせず効率的に本書を活用して頂くことができれば幸いです。

 

2022517

株式会社木内不動産

代表取締役 木内隆之 通称:土地選び案内人『たまたまご縁不動産 見付太郎』

 

 

 

 登場人物:僕(良地得太郎 35歳)・妻(夢見子 31歳)・息子(家継 4歳)

土地選び案内人(たまたまご縁不動産 見付太郎 52歳) 

…正式な読み方は『みつけたろう』 あだ名は『みっけたろう!』

 

目次

1、マイホームの購入を考え始める

2、『住い』について夫婦間の考えの違いを理解する

3、今買ってマイホームにあと何年住めるのか?

4、資産価値のある『買っても良い物件』と資産価値のない『買ってはいけない赤字物件』

5、マイホームを持つきっかけと居住期間

6、子どもの小学校区で土地を探したい

7、100点満点の土地選び

8、土地と建物はセットで検討 50~60点の土地選びとパートナー選び

9、土地に割り当てる予算は『建物のクオリティー』を優先し決定する

10、土地の予算を決めて物件を見に行く前に候補の住宅会社を決めましょう

  (個別の現場見学会、バス見学会等 参加の活用)

11、土地の予算内で市場に出ている物件の把握をしましょう

12、物件探しはあなたが信頼できる業者1社に絞る

13、土地は唯一無二の代物(不動産業者の裏側)

14、いわゆる『一般的に売れそうもない物件』が売れる時

15、『売れそうもない物件の代表』となってしまった日本中の沿岸部の土地

16、あなたの土地選びに必ず役立つサイト

17、人気エリアの格安物件の理由(お値打ちかどうかは別です)

18、土地購入における思いがけない諸費用(金額は一般的な過去事例による)の一例

19、候補地を3~4物件選び実際に土地を見に行きましょう

20、因みに『商品土地』とは仕入れ→加工→販売→儲かる『建築条件付きの土地』

21、土地案内中 南側道路以外に面した土地での会話

22、展示場に戻って候補地を選んでみましょう。でも『まだ買ってはいけませんよ』

23、候補地にお気に入りの建物が入るかプラン作成してみましょう

24、『土地良し』『建物良し』『資金計画良し』+『ご両親の賛成も有』土地購入の準備は整いました

25、購入申込書(買付証明書)の記入

26、土地の重要事項説明書の交付

27、土地売買契約締結

28、土地代金等の決済(=土地のお引き渡し)

29、終わりに

30株式会社木内不動産のご紹介

 

 

 

1、マイホームの購入を考え始める

僕(良地得太郎)は久々の休日で、今日は家族と一緒に買い物がてらに車を運転していた。ちょうど来週は息子(家継)の誕生日。妻(夢見子)と息子がショッピングセンターのフードコートで食事をしている最中に僕はこっそりとプレゼントの買い物をしたのだが、幸い息子にプレゼントの購入は気づかれていないようだ。家に帰り買ったプレゼントをどこに隠そうか?僕は運転しながら考えていた。

そんな時、妻の夢見子が突然言った。

「見て、あなた!あの家、素敵じゃない?あの外観カッコいいね!」

僕はハンドルを握っているのですぐには見ることができない。一瞬横目で妻が振り返りながら眺めている方向をバックミラーで確認するのがやっとだ。

僕は「本当だ、いいね・・・」と返事した。実際にはよくわからなかったけど、そう答えておけば夢見子はご機嫌で

「リビングの広さは最低10帖ぐらい欲しいよね」とか「キッチンはやっぱり対面タイプの方が使いやすいかな?」

「家継も自分のお部屋、欲しいよね?」と夢のマイホームについて話し続けてくれる。

マイホームの話は家族が盛り上がることができるネタとしてはちょうどいいなと僕は思いながら夢見子と家継の話を聞きながら家路に向かってドライブを続けた。

『マイホームを持つ』それはまさしく家を所有することだ。口では簡単に言えるが実際のところ深く考えたこともなければ見当もつかない。確かに何千万円もの大金を投じるのだから、その対価として大きな満足感は得られそうな気もする。そして男性特有の感情かもしれないが『一国一城の主』になれる気がする。また根拠は無いが社会的な地位が上がるような気もする。

そのような考えは僕だけのものなのだろうか?いや、そんなことはないはずだ。やはり違う気がする。

僕はちょうど一年前、マイカーを買い替えた時のことを思い出した。ディーラーで色々注文をし、いよいよ契約書にサイン。そしてマイカーローンの申込書の記入をしている時のことを。

この手の申込書は必ずと言っていいほど『お住まいの種類』を問う項目があり詳細に『持ち家』か『借家』を記入する欄が設けてある。僕は借家(アパート)の欄に丸をつけるのだが最近なんとなく引っかかる。

いつかは僕もマイホームを持ちたいと思ってはいるが仕事が忙しく、また育児でマイホームどころではなかった。

気がつけば息子も再来年には小学校に入学を予定している。会社の先輩も子どもの小学校の入学に合わせ家を買ったと言っていた。

そろそろ真剣に考える時期かもしれない。マイホームをプレゼントできたらきっと家族は喜んでくれることだろう。

今度の休みに不動産屋でも行ってみようか。とりあえずは家に帰ったらネットで土地や家について調べてみよう・・・。

アパートについて僕は早速スマホで『家』について検索してみた。

先ずは手始めに『家購入』と検索すると候補の検索ワードがずらっと並ぶ。

『家購入の諸費用』、『家購入後悔』、『家購入タイミング』、『家購入親の援助』、『家購入頭金』、『家購入注意』、『家購入年収』、『家購入確定申告』、『家購入税金』、『家購入土地選び』・・・・。

どれも興味はあるし大事なことなのだろうけど、どこから見ればいいのかな~?いろいろ考えることがありすぎて、これは相当大変そうだと思った。とりあえず画像中心のサイトを探して写真だけでも見てみようと思った。

そこには素敵な家がたくさん載っており、見れば見るほど夢が膨らむ。

その中で特に気に入った写真を夢見子に見せた。「この家、良くない?」

夢見子「いいけど・・・、何・・・パパ、家買うの?」とビックリした表情を見せた後に「ちょっと私にも見せて!」と僕のスマホを奪い取った。そして自分で勝手にスマホを操作し、「私ね、この前すごくいい家見つけたの!ちょっと見せるから待って!」

そう言ってスマホを操作しながら、「あれ~、どこで見たのかな?ちょっとわからないな~。」

それから数分間の間、夢見子はスマホと格闘していたが、「ごめん、やっぱりわからなくなっちゃった。」と僕にスマホを返しながら言った。

話を聞いてみると不動産情報サイトの新築住宅の中に、近所で気になる物件が掲載されていたとのことだった。金額は4500万円ぐらいで大手ハウスメーカーの建売住宅だったとの事。写真を見ればわかるが、どこのハウスメーカーだったか記憶は定かではないとの事。そのような話だった。だけど夢見子も家を欲しいのだろうな・・・それだけは良くわかった。

そこで夢見子に聞いてみた。「ママはどんな家が欲しいの?」

夢見子「私はマンションとかじゃなくて、やっぱり一戸建ての方がいいかな。マンションはイメージ的には近所付き合いが楽そうだけど、それは賃貸の場合だよね。買うとなれば逆に面倒かも。隣部屋や上下階と壁一枚だから音がやっぱり心配だよね。この前、テレビでちょうどそんな話を見たけど、やっぱり音の問題やプライバシーの関係は気になるよね。あと、マンションは将来的にマンション全体の修繕管理の費用も気になるし。マンションって共用部分の外壁や廊下・エレベーターの修繕費用も居住者全員で平等に負担しなければならないって知っている?マンション住人で管理組合を作って管理するっていうらしいけど・・・。最初はみんな管理費や修繕積立金をしっかり払えるかもしれないけど、年数が経つと中には経済的に払えない人も出てくるよね。そうなると公平・不公平と住民同士いろいろ問題が出てくるし、建物は経年劣化してどんどん費用が嵩むし。そうは言っても、修繕をやらないわけにはいかないから管理組合の会合決議で修繕するでしょ。管理費や修繕積立金が払えない人は肩身が狭くなって引っ越すしかなくなるだろうし・・・。だったらやっぱり一戸建ての方が気楽かな~と思って。」

僕は「確かにね。ここもRC(鉄筋コンクリート)のマンションだけど、結構隣や上の階の音は聞こえるし逆に自分たちの物音は下の階に聞こえていると思うしね。俺も一戸建ての方がいいかな~。」

それからお互いに思い思いの情報収集をし、お互いに家に関する気になる様々な情報をあれこれ見せ合い、気が付けば2時間があっという間に過ぎていた。ちょっと首や肩、目も疲れてきたので今日はもうやめよう。これはきりがないな・・・。

とにかくマイホーム探しは大変だな・・・。それだけはわかった。

 

 

 

2、『住い』について夫婦間の考えの違いを理解する 

   『たまたまご縁不動産 見付太郎』との出会い

次の日曜日、磐田市内のとある不動産屋で自称:土地選びの案内人『たまたまご縁不動産 見付太郎』と出会い、僕たち家族のマイホーム取得の為の土地探しが始まった。

席に通され挨拶したあとお決まりのアンケートを記入した。

「漠然とマイホームが欲しいと思っているのですが具体的に何をどこから手を付けていいかわかりません。とりあえず土地が無いので土地を探しに来ました。どこか良い土地はありませんか?」と話した。

見付太郎「住宅用地をお探しですね。是非お任せ下さい。ちなみに良地さんは『どのようなお家』をお考えですか?もうどちらかの住宅会社さんとお話を進めているのでしょうか?」

僕「まだ考え始めたばかりなので何も決まっていません。本当に今日が初めてです。

再来年に息子が小学校に入学するのでそれまでに探したいのですが・・・。」

見付太郎「そうですか、それは楽しみですね。しかし土地を購入してマイホームをご検討される方には予め知っておいて頂きたいことがいくつかあります。また同時に考えて頂きたいこともあります。いずれにしても大きなお買い物ですから、将来『失敗した!』とならないようにしたいですよね。マイホームの購入は多少の勢いは必要かもしれませんが決して慌てて購入するようなものではありません。きちんとした手順がありますから、今日のところは土地紹介と言うよりはその辺りのお話をさせていただきたいと思いますが。

 

今日は良地得太郎様の為の土地購入についてのお話ですから、名付けて

土地セミナー『良地得太郎のマイホーム取得の為の失敗しない土地選び』です。

 

これからお話する内容はどんなに急いでも最低2~3時間程度お時間が必要です。

通常のの商談では10~20時間あっても十分伝えきれない内容かもしれませんし、全く知らないまま『土地購入・住宅購入』というゴールに進んでしまうお客様もいます。

そこをギュッと2~3時間で纏めています。いかがでしょうか?」

 

僕と妻はうなずき「是非お願いします!」と言った。

見付太郎は明るい笑顔で話し始めた・・・。

「わかりました。ありがとうございます。それでは早速始めましょう!

まず始めに、土地を購入するということは、あえて少し難しい言い方をすると土地の所有権を取得する事です。もちろん所有権を取得したからと言って、あなたが好き勝手に土地を利用することはできません。都市計画法・建築基準法・消防法・県条例・農地であれば農地法、場所によっては文化財保護法など土地に関する様々な法令制限を順守し、その範囲内で無期限にその土地を自由に利用する権利です。所有権ですから当然ですがお子さんに相続し代々引き継ぐことが出来る権利です。もちろん不要になれば売却もできますし場合によっては賃貸することもできます。

また、敢えて言うとマイホームは生活必需品です。もちろん総額何千万円と高額なものではありますが、決して高級ブランドの時計や宝石のような贅沢品ではありません。生活必需品と言っても様々なものがありますが、その代表が衣食住に関するものですね。

そして衣・食・住のまさに『住』の部分がマイホームの属する部分ですね。

私たちは生まれてから無意識に食べる事、着ることを親から教わります。しかし私の場合、自分自身が家を建てようと考える時まで、住いのことについてはあまり意識して考えることや親から教わる機会が少なかったように感じます。良地さんはいかがですか?」

僕は「確かにそうかもしれませんね。」と答えた。

見付太郎は話を続けた。「ちょっと考えてみて下さい。人は生まれ育った環境により住いに対する考え方は様々です。当然ですが今現在ご夫婦であっても住まいに対する考え方が全く違う場合があります。最も身近なところで言うと例えばご夫婦各々『実家』と呼べる住居が

①    戸建なのか集合住宅なのか?

②    持ち家なのか?借家なのか?

③    その住居は大きいのか小さいのか?

④    新しいのか?古いのか?

⑤    日常的に整理整頓されているのか?されてないのか?

⑥    先祖代々その土地に住んでいる方か?日本の高度成長期以降ご両親が購入した家に住んでいる方なのか?

他にも親がいわゆる転勤族で、どこが実家なのかよくわからないという方も大勢いらっしゃいます。もちろんアパートの一室が実家という方もたくさんいらっしゃいますよね。

家族構成も人によって様々ですね。大家族もあれば核家族もあります。母子家庭、父子家庭もあります。またご夫婦各々が生まれ育った郷土(地方)の土地柄も住まいに対する考え方に大きな影響を与えるかもしれません。実家の家族(親兄弟)でも住まいに対する考え方は違うと思います。まして他人だった今のパートナーはもっと違うでしょう。このように種類や状態により当たり前のように感じてきた実家と言う住環境・概念は夫婦で全く違うと思います。

くどいですが例えば北国の豪雪地で生まれ育ったご主人様と静岡で生まれ育った奥様のご家庭があったとします。これだけでもマイホームに対する考え方が夫婦間でまったく違うということは簡単に想像がつきます。

ご主人様は冬の寒さに重点を置いて住宅選びを考えるかもしれません。

奥様は立地の利便性や日当たりの良さを重視した住宅選びをするかもしれません。

このように一概には言えませんが全く異なる環境で生まれ育ったご夫婦がこれからの家族の将来を考え、初めてマイホームを持つのです。ですから最初にご夫婦で『住まい』に対する考え方を十分話し合って下さい。そしてお互いに何を重視したいのかを理解し合って下さい。

全部は無理かもしれませんが1つや2つはお互いに譲れない部分もあるでしょう。それについてはお互いに理解してあげることが大事です。

そして人生の中でも最も高額な買い物と言われるマイホーム購入。

私も出来る限りのお手伝いをさせていただきます。一緒に成功させましょう。」

僕は「なるほど」と思った。

 

 

 

3、今買ってマイホームにあと何年住めるのか?
見付太郎は続けた。「ところでマイホームを購入する必要が本当にあるのでしょうか?

住居に対する考え方は人によって千差万別です。何が何でも購入するばかりではありません。

人によっては転勤や将来の親の介護で実家に戻る予定があるなど、賃貸住宅の柔軟性をメリットに考え、あえて購入しない人もいます。

良地さんはいかがですか?」
僕は答えた。「小さくても自分の家が欲しいです。その点は妻も同じです。」
見付太郎「分かりました。それではここからは購入することを前提にお話し致します。
突然ですが、良地さんは仮に日本人の平均寿命(2021年度:男性81歳、女性87歳)まで生きることができた場合、あと何年寿命がありますか?申し訳ありません。いきなり聞かれるとドキッとしますね。」
僕「あと何年生きられるか?ですか。僕は今35歳ですから81歳-35歳で46年、妻は31歳ですから87歳-31歳で56年ぐらいですかね。」
見付太郎「そうですか、ありがとうございます。あくまで35歳のご主人と31歳の奥様がそれぞれ平均寿命まで生きることができた場合の話ですが『そんなに長く生きられるのか!』と思う方もあれば『気がつかなかったけど後それだけしか生きられないの?』とショックを受ける方もいるかもしれません。

誰しも限りある命、残りの人生を存分に楽しみたいですね。その期間、家族の生活の拠点になるのがこれから取得するマイホームですね。」

 

 

 

4、資産価値が継続される『買っても良い物件』と資産価値が極端に減ってしまうかもしれない『買ってはいけない物件』

見付太郎「その点から言えば一日でも早く素敵なマイホームを手に入れたいところですが、ここで注意があります。いくら早く手に入れたいからと言っても、『買っていい物件』と『買ってはいけない物件』がありますのでそこは慎重に見極めが必要です。

建物で言えば少なくてもご夫婦の残りの寿命50~60年の期間、住み続けられるような丈夫な家が必要ですね。
それと将来、何らかの事情により今回購入する家に住まなくなることもあるかもしれませんが、そうなったときにも相応の金額で処分できる(=売れる)不動産を買うことが大事です。

建物は築年数が経過すれば価値が下がるのは理解しやすいのですが、土地は買った時の金額と売った時の金額が上がる場合もあれば下がる場合もあります。土地の値上がりを期待して土地を購入するわけではないと思いますが、値上がりや値下がりの事でいうと特徴的な話としてはバブル期1986年(昭和61年)12月~1991(平成3年)2月の話がありますね。私の想像ですが実際のところ今後あのような時代はもう来ないでしょうね。バブル経済崩壊によって日本は大きな痛手を経験しました。二度と同じ過ちは犯さないでしょう。

また少子高齢化の時代、不動産で言えば土地余りの時代ですから基本的には土地の価値は減少傾向だと思います。

もちろん、『主要駅近くの特別な価値がある物件』や、一般的に『買っても良い物件』は将来も買った時とほぼ同等の金額で売れる場合がありますが『買ってはいけない物件』を買ってしまうと、買った時の金額の半分以下、下手をすると売手側が処分する為の費用を相当負担しないと買手が付かない将来赤字候補物件もたくさんあります。

例えば道が狭く車が入りづらい、高さ2mを超す壊れた擁壁がある・・・等々。

また別の機会があれば詳しくお話ししますが、とにかく『買っても良い物件』を買うのが大事です。」

 

 

 

5、マイホームを持つきっかけと居住期間
見付太郎は話を続けた。
「ところで良地さんは今回なぜマイホームを探そうとしたのですか?何かきっかけみたいなものがあったのでしょうか?余計なお世話かもしれませんが物件をご提案する際に、何かヒントになればと思いまして。」
僕は答えた。「今のアパートは結婚当初は良かったのですが、今は家族が増えましたし、実は妻のお腹には2人目の子がいます。子供の成長に伴い、いろいろな荷物が増えましたが全体的に収納が少ないからどの部屋も物置状態です。だから家に居てもなんか落ち着かないというのがありますね。

また最近はうちの会社もコロナ禍をきっかけにリモートワークが多くなり自宅で過ごす時間が長くなったのもマイホームが欲しいきっかけの一つです。

子供も再来年には小学校に入るのでぼちぼち考えようかなと。妻も子供をどこの小学校に入れるべきなのかも考えているみたいですし。

自分の会社の同僚や昔の友達もだんだん家を買ったという話が多くなってきました。年賀状とかで『家建てました!』みたいなの来るじゃないですか、写真付で。時期的にそんなに焦っているわけではないのですが・・・」
見付太郎「なるほど、よくわかります。年賀状の幸せそうな家族写真とか見ると微笑ましいですよね。人によってはちょっと羨ましいと感じるかもしれません。

確かにマイホームを持つきっかけには人それぞれ理由がありますが、その中でも特に多いのが子どもの成長によるものが挙げられます。

親心といいますか、子供の友達が気軽に遊びに来られる家を作ってあげたいみたいな・・・そういうことですよね。」
僕は「そうですね。」と答えた。
見付太郎は続けた。「そうそう、これから購入しようとするマイホームにお子さんがあと何年間住むことができるのかを考えてみてみれば、一日でも早く新しい家で楽しく生活したい、させたいと思うのも親心ですからね。

仮に小学校にこれから入学を控えている息子さん(4歳)の場合、高校卒業(18歳)まで新居に住み続けたとして残り14年ぐらいです。ですから意外と一緒に過ごせる時間は短いですよね。

その後、大学や専門学校、就職等により新居に住み続けるのか、自立するのかは分からないことですが、いずれにしてもあまり長くはありません。子供は一旦家を出てしまうと戻ってこない確率の方が高いとも言います。

ですからご夫婦2人が生活の拠点とする期間の方が45年~55年前後と圧倒的に長いと思います。

このことを考えると『きっかけ』として『お子さん思いの土地探しやマイホーム計画』ももちろん良いですが、長い目で見ると『ご夫婦自身の為のマイホーム探し』を第一に優先して考えても良いのではと感じます。」

 

 

 

6、子どもの小学校区で土地を探したい
「今回はマイホーム取得のための土地選びですが、良地さんはお子さんの学区で土地を探すことについてどのようにお考えですか?」
間髪入れず夢見子が言った。「もちろんそれが大前提です。今住んでいる場所と同じ小学校の学区がいいです。子どもの友達もたくさんいますし割りと生活便も良くて気に入っているので・・・。」
見付太郎「なるほど、そうですよね、よくわかります。もちろん学区内に良い物件があれば一番ですね。それ自体がいけないわけではありません。お子さんの学区内の物件をお選び頂くのも土地の選び方の一つかもしれません。実際に土地探しをする際、お子さんの小学校区を限定されるお客様が非常に多くいらっしゃいます。実際にお子さんが小学校に入学していたりすると尚更ですね。ちなみにご主人様も同じお考えですか?」
僕は答えた。「まあ、良い物件があれば今住んでいる学区でも別に構わないと思っています。ですが正直なところ私自身は子供の学区にはこだわっていません。どちらかと言えば私の会社の通勤時間が1時間近くかかるので本当は会社から30分以内で行ける場所が希望です。」
見付太郎「なるほど」とうなずき話を続けた。「ご夫婦もたまたまご結婚時に紹介された今のアパートにご縁があり、今のお住まいの地域、言い換えれば『学区』に住んでいるのですよね。そしてその地域に馴染んだお子さんを友達と一緒の学校に行かせてあげたいという奥様のお気持ちも良くわかります。

また、ご主人の通勤時間を気にするお気持ちも良くわかります。いずれにしても土地選びをする際、『学区』で選ぶというのは相当狭く限られた地域で土地を探す事になります。

ところでご主人様のお考えでは会社までの通勤時間を重視されているようですがその点、奥様はいかがお考えでしょうか?」
夢見子「主人の通勤時間や距離についての気持ちは前から聞いているので知っています。ですからその点は夫婦で意見が違います。」
見付太郎「なるほど。そこはしっかりご夫婦で話をする必要がありますね。少し時間をかけてでも話し合って下さい。

ご夫婦共に気に入った物件が今お住まいの学区内にあれば一番ですが、逆に探す地域が狭い分、良地さんの他の条件(土地の予算や広さ、日当たりなど・・・)に見合う土地が少ないかもしれません。もしも今気に入った物件が無かった場合、人によっては良い土地が出るまでそのまま賃貸住宅に住みながら探す方と思い切ってエリアを広げて探してみる、又は別の価値で考えて物件を選び直す方も実際にたくさんいらっしゃいます。
夢見子「たしかにね。今のアパートは駅に近くて、新築で、広さや間取りが気に入って、予算内だったから決めたけど・・・。

とりあえず賃貸だからあまり深くは考えなかったけど、ここの地域は土地のお値段がすごく高いですよね。」

見付太郎「そうですね、市内の中でも高い方ですね。まあ、駅に近いですから基本的には資産価値が高い地域ですが、どうしても土地の単価が高いので土地の金額次第では建てたい建物の予算を縮小することも有り得ますよね。

ただ一番お薦めできないのは『何はさて置き、まず土地』と言って『本当に建てたい建物』や『資金計画』のバランスを崩してまでご自身の本来の土地予算以上の土地を購入してしまうことです。

例えば良地さんのお住まいの地域にこのような物件が有ります。ご存じですか?」見付太郎は一つの物件資料を見せてくれた。
僕は「いえ、知りませんでした。でも80坪で2400万ですか~。結構いいお値段ですね。でも庭でバーベキューやテントを張ってキャンプも出来そうですね!是非、現地を見てみたいです。」
見付太郎「庭でバーベキューですか・・・いいですね、憧れます。もちろん広さは十分ありますから出来そうですね。でも見に行くのはまだちょっと早いです。他にも検討しなければいけないことがたくさんありますから。土地購入で失敗したくないですよね。」
「そうですか・・・もちろん失敗はしたくありません。」
見付太郎「確かに学区という条件はクリアーしておりますが『本当に建てたい建物』や『安心安全な資金計画』をしっかり検討せず、『先に土地購入』するのだけは絶対に止めましょう。土地先行で購入すると『ほぼ確実に失敗』します。」
「へ~、そうなのですね。どうしてですか?」
「そのことはもう少し後で詳しくお話しますね。ですが絶対にお勧めできない手順だからです。

因みにこの物件、確かに普段はなかなか出にくい地域の出物ですし、私たち不動産業者から見ても一見良さそうな物件ではあるのですが、『良地さんにとって良い物件か?』はもう少し検討する必要がありそうですね。

確かに土地は一点ものですし、今のタイミングを逃してしまったら、次にいつ同じような物件に出会えるかわかりません。

また土地購入は早い者勝ちという側面があるのも事実です。だからと言って『焦って買う』のはお勧めできません。

しっかりと準備を行い、正しい手順で一歩一歩着実に、尚且つ早めに動くのがお勧めです。


ここで良地さんにあらためてお考え頂きたいのですが、良地さんご家族にとって本当に必要なマイホームの購入条件は『学区』や『通勤時間』が最優先なのでしょうか?その基準は何千万円も投じて購入するお買い物にとって、この先10年後も30年後も絶対的に変わらない基準なのでしょうか?ということです。

学区についてはお子さんが学校に通っている間だけの話です。通勤距離もたまたま『今は』という話で、今は勤務先が浜松でも将来的には転勤や会社の移転・退職等で変わるかもしれません。

他にも、もっとしっかり考えなければいけないことが有りますし、人の好みや価値観・考え方は時間とともに変化もします。

ですから学区や通勤距離はその他の様々な条件を検討し、その上で検討可能であればその時に検討すればよいと思います。

僕「なるほど、そこまで深くは考えていませんでした。土地の希望エリアや学区の話を含めこの場では結論が出せませんが、一度持ち帰って妻とも一度しっかり話し合ってみます。」

見付太郎「恐縮です。宜しければ一度お話してみて下さい。あと、一つの例えですが、将来わからないことに対しての対策方法が有ります。

その答えは『どうなっても良いようにしておく』ということです。マイホーム購入で言えば、自分たちが住める間は住めばいい。自分たちが住まなくなったら子供に譲ってもいい。子供たちが不要なら他人に貸すこともできるし、売ることもできる。そういう物件が資産価値のある物件です。」

 

 

 

7、100点満点の土地選び
見付太郎は話を続けた。
「土地探しからマイホームをご検討されるお客様の要望で多いのが『子どもの学区内で、日当たりが良く、土地に十分広さがあって、道が大通り過ぎず尚且つ狭過ぎず、できれば買い物便や駅などの交通便も良くて、建築条件が無い物件、そして価格がお手頃(相場より安い)で予算内、そのような物件ありませんか?』というものです。」
夢見子「私たちもそんな感じかもしれません。」
見付太郎「そうですか。確かに理想ですよね。しかし実際には聞けば聞くほど、『うーん、なかなか無いですね。』となるケースがほとんどです。

お客様の気持ちは大変よくわかります。しかしながら、なかなかご希望する100点満点の土地は見つからないものですね。

気を悪くされたらごめんなさい。私が察するところ、このようなお考えをお持ちの多くのお客様は理想が高すぎるとは言いませんが、

『本来、出るはずがない土地』を一生懸命探しているような気がします。

そして『希望する土地が無い』と嘆いているように感じます。

また、よくある話として身近な知人が土地を買い、そして家を建てたことに多少なりとも影響を受けている場合、その知人より条件の良い物件を探したいと考えている場合もあるかもしれませんね。

いわゆる『人目を気にし過ぎている状態』なのかもしれません。この場合もなかなか物件選びが進まない原因だったりします。

そしてまさに『隣の芝は青く見える』状態に陥っている様な気がします。

確かに大金を投じるのですから誰しも納得できる物件が欲しいのはよくわかります。

しかしそれ故、いわゆる『良い土地探し』をしてしまっているのではないかと思うのです。

しかしこのような探し方ではきりがありません。

本来、土地購入は『マイホーム取得のための一つの手段もしくは一つの通過点』であるにも関わらず、土地購入自体がいつの間にか『目的』になってしまっているのかもしれません。また仮に気に入った土地を見つけ購入したとしても、その後すぐに『もっと良い土地』と思えてしまう物件が出てくるかもしれません。

このような事は良くあることですが、その時に『もう少し待っていれば良かった!』と感じるかもしれません。

 

これも『失敗した!』と思うケースの典型ですね。

いずれにしても土地を決める判断材料が『まず土地!』になってしまっているとこのようなケースが起こりがちです。


それではマイホームを取得できた諸先輩方で本当に満足している人はどのようにして『土地探し』をしたのでしょうか?

私が思うところ、正しい方法は『土地探し』ではなく『土地選び』だと思います。

『意識して』か『無意識』なのかは分かりませんが、少なからず最終的には『土地探し』ではなく『土地選び』をしているのではないかと思います。

そして多くの場合その方にとって『良き相談者=パートナー』として住宅会社の営業担当者のアドバイスを受けているケースが多いような気がします。

事実『住宅選びはパートナー選びだ!』という名言もあります。


もちろん住宅会社の営業担当者の力を借りることなく『たまたま良い物件に出会えた』や『本当はもっと探したかったが国の住宅取得補助金や住宅会社の提案するサービス条件、もしくは新居入居希望スケジュールの関係で我慢して買った』と言う人もいるでしょう。

たまたまでも良い物件に出会えた人は本当に幸運です。しかしこのケースは極めて稀だと思います。

我慢して買ったという人はちょっと気の毒な方ですね。我慢して買うと言っても何千万円というお金を投じているのですから後悔が残る買い物をしてしまったということだと思います。」
僕「なるほど、住宅会社の担当者ですか・・・。しかし僕たちはまだ家を探し始めたばかりで住宅会社は決まっていません。」
夢見子「いろいろネットで見ている程度で。まだ実際に住宅展示場みたいなところにいったことがありません。モデルハウスみたいなものも見てみたいのですが・・・

いろいろありすぎて良くわからないので、とりあえず主人の会社の同僚が建てたハウスメーカーには明日行ってみようと思っているのですが・・・」
見付太郎「いいですね。ご自身でもいろいろ見学してみると良いと思いますよ。

静岡県内の建設業者は個人・法人の大小あわせて13,658(国土交通省 不動産・建設経済局 建設業課の発表による令和3年3月末時点)あります。

実際にすべて見たり話しを聞いたりできるわけでもありませんから、たまたま出会った『ご縁』を大切にすれば良いと思います。
また良し悪しは別として『建築条件付き土地』という選択肢もありますのでご紹介させていただきます。

ハウスメーカーや工務店はあくまで建築業者ですが会社によっては自社で土地を仕入れして『建築条件付き土地』を扱っている場合もありますから、そこで良さそうな物件に出会えるかもしれません。

但しご注意いただきたいこともあります。建築条件付き土地についてはまたどこかのタイミングで詳しくお話しさせていただきますが、もちろん良い部分もありますが、安易に飛びつくと『本当に建てたかった家が建たない!』ことにつながる場合がありますので、その点は特にお気を付け下さい。

特に建てたい工法やハウスメーカーが決まっているお客様には、状況によってはお勧めできないかもしれません。

どちらかというと建物はあまりこだわらないけど土地の場所や大きさ、価格を優先して考えたいお客様向きかもしれません。」
僕「建築条件付きの土地ってアットホームやスーモとかにたくさんありますよね。」
見付太郎「はい、たくさん載っております。」
僕「建築条件付きと書いてあるのはわかるのですが、その土地を取り扱っている住宅会社や工務店でしか建てられないということなのですか?そういう意味とは知りませんでした。」
見付太郎「その物件情報の下の方に小さい字で説明書きが記載されていることがほとんどですから、一般の方には少し分かりにくいかもしれません。いづれにしても今日はいろいろお勉強していただければ幸いです。

 

 

 

8、土地と建物はセットで検討 

  『50~60点の土地選び』と『パートナー選び』
見付太郎「さて、ここからが本題ですが『土地選び』の際、私のお薦めの考え方をご紹介します。

良地さんもいろいろネット等で情報は見ていると思います。

実際には現地見学してみないとわからないことが多いと思いますが、ネットでは良さそうに見えても現地に行くと『ん?なんか違う?』と感じることも多々出てくると思いますし、また逆に『ん?なんか良いかも?』と感じる物件に出会えるかもしれません。

 

本当に不思議ですが『現地に行くと住むイメージが勝手に湧いてくる土地』ってあるのです。

元々の細かい条件から考えると100点の土地ではないし、あえて点数をつけるとすれば50~60点。

だけど仮にその土地に希望にかなう建物が建つことで90~100点になるかもしれない。

仮にその様に考えることが出来たとして、もしもそのような土地に巡り合えたとすれば、

その土地は『ほぼ買ってよい土地』だと思います。

土地100点、建物100点、合計200点を求めると、『土地選び』はなかなか決められないのかもしれませんが、『土地と建物合わせて100点の土地』を選ぶことなら、何とかできそうですね。

 

 

 

ポイントは

『その場所に住むイメージが湧き、そこにあなたが建てたい建物=あなたのご予算で可能な理想の家が建ち、そこに住むことによってあなたの家族が幸せな生活を送れること。』

 

それが達成できそうであれば『マイホーム取得の成功』と考えるといいかもしれませんね。

この考え方で土地を見てみると土地選びは突然簡単になります。

 

 

 

逆に土地と建物の総額の予算に対し、土地にこだわりすぎて予算オーバーの土地を買ってしまった結果、建物はクオリティーを落す、庭を含む外構工事の予算を削ってしまう。本来は家と一体で考えなければならない諸工事の予算を削ってしまうケースも時々見受けられます。

できればこれだけは避けたいですね。こうなってしまうと必ず『失敗した!』となってしまいます。」


見付太郎は話を続けた。「私も街中で家は立派に出来たけど1年経っても3年経っても庭の工事ができない家を何件も見てきました。

庭には建築当時と変わらず茶色い石が転がり草は伸び放題。そして子どもの自転車や遊具、そしていたるところに不要品が放置状態。

このような家を見るたびにこの業界に従事している者として少し寂しく思うこともしばしばです。

お庭のお手入れ状態を見れば全くその家の詳細を知らない他人でも家の中の状態がなんとなく察しがつくことはあなたも経験があるのではないでしょうか?

資金計画の段階から庭の理想的な状態をイメージして予算をしっかり確保しておかなければこの様な状態にもなりかねません。

外構エクステリア工事の予算は建物本体価格の10%が理想とエクステリアの専門家は言います。

バランスから考えればその通りだと私も感じます。2500万円の建物を計画するなら庭工事予算に250万円必要です。

仮にそこまで最初から予算が取れなくても少なくとも150万は準備しておきたいものです。

最初の資金計画の段階で予算の割り振りを間違えるとせっかくの素敵な家が台無しになってしまうかもしれません。

まさに『家』と『庭』が整って『家庭』です。外構工事や庭工事に関しては、新生活が始まり『お金ができたら施工する』は至難の業なのです。ほとんどの方は自慢の我が家にふさわしい家具や家電品、インテリア雑貨など、購入したいものは次から次に出てきます。

お気に入りの絵画を飾ったり観葉植物を置いてみたり、新しく始めた趣味の道具や雑貨を揃えたり・・・。

もちろん子どもが『あれが欲しい!』『これがやりたい!』と言えば必要な出費をかける場面は必ず訪れます。

そうなれば、とても『庭』どころではなくなります。

また堅実な方で庭工事に必要な数百万円もまとまったお金ができたとするなら、むしろ「繰り上げ返済」に回したくなるのが人情かもしれません。」
僕「なるほど、外構工事ってそんなに費用が掛かるのですね、知りませんでした。」
見付太郎「家を建てなければ考えることもない話ですから知らなくても不思議ではありません。でもこだわればこだわるほど奥が深い世界です。全く予算を計上しないと本当に何もできなくなってしまいます。もちろんご自身でDIYも可能ですが、それでも外構資材は購入しなければなりませんから、ある程度の予算は必要です。それではここからが具体的な資金計画のお話になっていきます。よろしいでしょうか?」
僕「はい、お願いいたします。」

 

 

 

9、土地に割り当てる予算は『建物のクオリティー』を優先し決定する
これから良地さんご家族が購入するマイホームは
『欲しい土地』+『欲しい建物』+『諸経費』=『購入価格』
『自己資金』+『借入金』=『購入価格』
この2つの方程式が成り立つことが前提となります。


良地さんはもう資金計画のご検討はされていますか?」
僕は「いえ、まだ全然です。」
見付太郎「分かりました。それでは『例えば』『仮に』という前提でお話させていただきます。
まず始めに『欲しい土地』の価格と『欲しい建物』の価格を入れてみましょう。


仮に

・『欲しい土地』1000万円
・『欲しい建物』3000万円(税込)
・必要な諸経費800万円
上記合計4800万円(税込)とします。

 

諸経費の大まかな内訳
☆一般的な土地諸経費70~150万円
※下記金額はあくまで参考予算です。物件、地域により内容、金額が多少異なります。
・契約書印紙代0.5~1万円

・所有権移転費用10~25万円

・抵当権設定費用8万円
・土地固定資産税精算金5万円
・農地転用費用(市街化区域10万、市街化調整区域20万~)※地目が農地(田・畑)等
・上下水道負担金(30~50万)
・下水道受益者負担金 約8~10万(一般的には購入土地地積×360~430円)等
・不動産仲介手数料(土地代金×3%+6万円×消費税)
※仮に1000万の土地の場合の仲介手数料は39.6万(税込み)
※仮に1500万の土地の場合の仲介手数料は56.1万(税込み)
※仮に2000万の土地の場合の仲介手数料は72.6万(税込み)

 

☆一般的な建物諸経費100万
・契約書印紙代

・建築確認等の諸申請費

・地鎮祭 等
※詳細は住宅会社担当者様にご確認ください。

 

☆別途工事予算500万円
(別途工事とは建物本体工事とは関係のないお客様の敷地条件またはお客様のご希望で付随する設備工事)
・電柱設置及び電気引き込み工事

・給排水配管工事

・地盤調査結果に伴う基礎補強工事や地盤改良工事

・外構・庭工事

・造成工事(盛土、削土、擁壁)

・水道引込工事

・浄化槽設置工事

・カーテンカーテンレール工事

・照明器具工事

・TVアンテナ工事

・インターネット関連工事

・太陽光発電設備工事

・防犯セキュリィティー工事等・・・


諸経費(別途工事含む)と分類される項目も結構必要となります。購入する土地や計画する建物によってもっとかかる場合もあります。また諸経費の考え方は住宅会社により異なりますので詳細は担当者にご確認ください。

 

僕「諸費用(別途工事含む)も結構必要ですね。」
見付太郎「そうですね、いずれにしてもあまりの金額の多さにビックリするかもしれませんね。このような別途工事を含む諸費用に分類される項目はほぼ一般の方は想定外の部分だと思います。一般的な諸費用はまだしも別途工事の部分はプロのアドバイスが無ければ見落とすのは無理もありません。実際の土地選びの場面でもこの部分を業者側がしっかり調査し、お客様にアドバイスできるかがポイントです。

ですがここではまだ心配しなくて大丈夫です。」
僕「本当ですね、知らないで買ってしまうと後が大変そうです。」
見付太郎「そうですね、『知っていた』か『知らなかった』か?では全く違ってきますからね。

『知っていた』上であれば、その対策を検討出来ますから問題ありません。」
僕「なるほど。」
見付太郎「次に、これからの生活の不測の事態に備えた貯金を残したうえで、純粋にマイホーム取得に投入出来る『自己資金』と『借入金』を検討します。不測の事態に備えた資金はご家庭により考え方が様々だと思いますので一概にいくら必要かわかりません。

例えば教育資金(幼少期~小中高期間の塾や習い事・私立高校・私立大学等への進学費用)、突然の出費に備えた費用、自動車の買い替え費用、家族の病気や怪我による収入の不安に備える費用(保険加入等)、家族旅行やレジャーの費用・そして大事なのがマイホームのメンテナンス費用、ご自身の老後に備えた投資や保険、年金等の掛け金等々・・・考えればきりなく思い浮かびますね。

不安な場合は一度、ライフプランをファイナンシャルプランナーに相談することをお薦めします。そこで検討した『自己資金』と返済可能な『借入金』の合計が上記の式と一致しなければ『成り立たないお買い物』なのです。
それでは具体的に良地さんのご年収から最大限の借り入れ可能額を算出してみましょうか。

因みに良地さんは昨年度のご年収(税込み金額)は大体で結構ですが、差支えなければ教えて頂けますか?」
僕「大体ですが600万ちょっとです。」
見付太郎「奥様はお勤めされていますか?」
夢見子「私は出産後に仕事を辞めておりますから今は専業主婦で収入はありません。」
見付太郎「ありがとうございます。承知いたしました。それではご主人様の収入で計算してみましょう。将来奥様がお仕事に復帰された場合の収入が得られる分は余力として取っておきましょう。


まず借入可能額は返済比率から算出いたします。
金融機関によって多少審査基準が異なりますが一般的には年収の30~35%が借入可能上限額としている金融機関が多いようです。
先ほどのお話より、ご主人様のご年収が税込み600万円でしたので
仮に返済比率30%の場合、600万×30%=180万円が年間返済額の上限です。


静岡県内の地方銀行の住宅ローン商品の場合
元利均等返済、借入期間35年、固定・変動ミックス金利型
仮に当初固定期間5年、金利1.9%として
※金融機関の融資条件により実際の金利は異なる
100万円当たりの返済金額3,262円
年間返済額1,800,000×1/12=150,000円/月
ゆえに150,000円÷3,262円=45.98→45,980,000円が最大借入可能となります。

 

返済比率35%の場合・・・600万×35%=210万円が年間返済額の上限です。
静岡県内の地方銀行の住宅ローン商品の場合
元利均等返済、借入期間35年、固定・変動ミックス金利型
仮に当初固定期間5年、金利1.9%として
※金融機関の融資条件により金利は異なる
100万円当たりの返済金額3,262円
年間返済額2,100,000×1/12=175,000円/月
ゆえに175,000円÷3,262円=53.64→53,640,000円が最大借入可能となります。


見付太郎「いかがでしょうか?」
夢見子 「5300万なんてとても借りる気はありません!」
見付太郎「そうですか、いきなり聞かされると不安でしょうね。そもそも5300万円の現金なんてほとんどの方が実際に見たことも持ったこともない大きな金額ですからね。無理もありません。でも大丈夫です。今日はただのセミナーです。

今の話はいつか訪れる土地購入の場面で必ず直面する話です。

今日はリラックスして聞いていただければ結構です。しっかり勉強しましょう。」
僕「そうですね。分かりました。ここまでのお話だけでもとても勉強になります。」
見付太郎「ありがとうございます。因みに先ほどの観点から考え、今回のマイホーム計画に算入しても良い自己資金はおいくらにしておきましょうか?調達可能な預貯金を全額入れるのはお勧め致しませんので、その辺りを考慮して教えて下さい。」
僕「でしたら500万円ぐらいで計算していただけますか?」
夢見子も軽くうなずき「その位であれば何とか・・・」
見付太郎「分かりました、ありがとうございます。それでは計算してみましょう。


先ほどの方程式に当てはめてみます。あくまで仮に良地さんの必要な資金の合計4800万円とします。
・昨年度のご主人様の年収600万円
・自己資金500万円
・借り入れ4300万円
『土地1000万』+『建物3000万』+『諸経費800万』=『購入価格4800万』
『購入価格4800万』-『自己資金500万』=『借入金4300万』
ゆえに『自己資金500万』+『借入金4300万』=『購入価格4800万』となります。


【借入金返済一例】
借入金額4300万円(毎月分返済額4300万円、ボーナス分返済額無し)
静岡県内の地方銀行の住宅ローン商品の場合
元利均等返済、借入期間35年、固定・変動ミックス金利型
仮に当初固定期間5年、金利1.9%として
※金融機関の融資条件により金利は異なる。
尚、融資手数料及び保証料は考慮せず。
100万円当たりの返済金額3,262円
3,262円×43=140,266円(月々返済金額:140,247円)
年間返済総額:140,247円×12=1,682,964
返済比率=1,682,964円÷年収6,000,000円=28.04%

 

仮にこの住宅ローンで借り入れた場合、上記の計算となります。
この金額が毎月支払い可能でしたら取り敢えずOKです。上記の計算ではボーナス払いを併用にしておりませんから、当然ボーナス時の加算額はありません。
もし年2回のボーナスが有るなら、全額預貯金や旅行・又は他の目的に充当できます。いかがでしょうか?」
僕「月々14万円ですか。今のアパートの家賃のほぼ2倍ですね。流石にこれだと月々の支払いが大変なので月々で支払える額が10万円ぐらいだと、ボーナス時はどうなりますか?」
見付太郎「月々100,000円のご返済の場合、本来の月々返済額140,247円-100,000円として

差額40,247円×6ヶ月分=241,482円がボーナ分としてまとめて加算されます。

この場合毎月分100,000円+241,482円の合計341,482円がボーナス月の総支払額です。

具体的には下記の計算となります。

 

返済一例】
借入金額4300万円(毎月分返済額3070万円、ボーナス分返済額1230万円)
元利均等返済、借入期間35年、固定・変動ミックス金利、当初金利1.9%
仮に当初固定期間5年、金利1.9%として。
尚、融資手数料及び保証料は考慮せず。
月々返済金額:100,130円
ボーナス月返済額:月々分100,130円+加算金額241,371円=341,501円
年間返済金額合計1,684,302円(1ヶ月平均140,358円)
返済負担率=1,684,302÷6,000,000=28.07%


いかがでしょうか?」
夢見子「だいぶ現実的な感じになってきました。やっぱり多少ボーナス払いを組み入れた方が返済しやすい感じがします。」
見付太郎「そうですか。実際には年間返済額・返済負担率はどちらもほぼ同じですが、印象はだいぶ変わるかもしれませんね。

ご家庭ごとに家計は様々ですから同じ金額の支払いでも支払い方法はやはり様々です。

更に金利の低い当初変動金利型商品で金利0.6~0.8%の商品をお選びになるお客様もいらっしゃいます。

良地さんにとってピッタリの住宅ローン商品がきっと見つかると思いますよ。

もちろん上記の計算はほんの一例ですし、1995年以降は銀行変動金利も2.625~2.875%前後をキープし続け、現在は2.475%で落ち着いています。

またフラット35の最低金利も2016年8月の0.9%の最低金利を記録以降多少上昇傾向ですが2022年1月以降3月時点で1.3~1.43%です。やはり、しばらく低金利が続いておりますから住宅ローンをご利用検討のお客様にとっては借りやすい時代であることは間違いありません。但し借り入れは返済が伴いますし、社会情勢・経済情勢で金利動向は変化しますので必要のない借りすぎには注意しましょう。

金利が低い商品を選べば返済金額も減少しますが逆に借入時に低い変動金利の商品は金利上昇時の返済額がUPするリスクもあります。

35年間という長期間、何が起こるか分かりません。その時に慌てないように返済計画をしっかり検討してください。


不動産会社や住宅会社ではお客様の希望や取引実績等を伺った上で、この導き出された『借入金』をいかに良い条件で調達できるか、また各金融機関の申し込み審査基準や基本的な融資条件を見比べ、お客様に見合うと思われる2~3社(金融機関)に絞って提案するのが一般的です。

ここで借入金額そのものの多さや、毎月の返済額、ボーナスの返済額が本当に払っていけるのか不安になるかもしれません。というよりは確実に不安になるのが一般的です。実際にはお客様がお選びいただく金融機関や住宅ローン商品によって返済額は様々ですし、住宅ローン商品に関しても最終的にはお客様自身の自己責任でお選びいただくことになります。

このようなお話をするとお客様より『固定金利か?変動金利か?どちらがお得ですか?』と質問されますが、その質問には金融機関の担当者はもちろんファイナンシャルプランナーも、もちろん住宅会社の担当者や私たち不動産会社の担当者も『この商品がお得です』とは絶対言えないのです。どの商品にもメリット・デメリットがありますから・・・。

正直なところ最終的には『お客様ご自身で決めてください』としか言えないのです。その点はご承知おき下さい。」
僕「分かりました。この点は自分でも一度しっかり勉強してみます。」
見付太郎「ありがとうございます。ぜひ勉強してみてください。それでは話を続けます。

金利変動の話は上記の通りですが、35年間の住宅ローンを利用した場合、その全期間安定した返済ができる保証は生身の人間にとって絶対大丈夫ということはありません。病気やケガのリスクはもちろん、勤務先の倒産等による解雇などのリスクもあり得ます。

そのような場合はどのように返済をすればよいのか事前に検討しておかなければなりません。

最近ではこれらのリスクに備えた住宅ローンもございますのでご検討下さい。

考えればきりがありませんが様々なリスクを認識しておくこと、また対策をしておくことで、どれだけリスクを軽減できるかを事前に検討しておくかが重要です。

ご夫婦で基本的な話をするのと同時にファイナンシャルプランナーや住宅ローンを取り扱う金融機関担当者や専門家に相談して下さい。

相談することによって大部分の不安が軽減されることでしょう。債務者に万が一の事があれば団体信用生命保険により借入金は弁済されるのは有名な制度ですが他のリスクについてもこの機会に勉強して下さい。

ちなみに団体信用生命保険はこれまでに大きなケガや病気をしたことが無い、健康な人なら加入できる保険です。

また住宅ローンの借り入れ条件として団信保険の加入を条件とするのが一般的です。

『まだまだ若くて元気だから大丈夫!』とか『住宅購入を焦っているわけではありません。2~3年ぐらいじっくり考えてから購入したいと思っています。』とよく聞くのですが、そこはやはり生身の人間です。

もちろん焦って購入する必要はありませんし、根拠があって2~3年先というなら構いません。

しかし単に知識取得や購入するための心の準備期間が何となく2~3年必要だと思って『2~3年先』と言っているのであれば、その不安解消の為にしっかりしたパートナー(プロ)に頼ってみるのも一つかもしれません。

そして不安が解消されれば是非一歩進めてほしいと思います。

万が一、交通事故などでの大きなケガや思いがけない突発性の病気をしてしまうと残念ながら団体信用生命保険には現実の問題として加入できなくなってしまいます。

住宅ローンをご利用希望の方は是非とも『健康な内』に団体信用生命保険付の住宅ローンを利用しましょう。安心感が全く違ってきます。

もちろん借入金額を上限に加入できます。

また上記のような万が一に備えた保険に頼る場合以外で、通常の生活をする上で月々の返済額を引き下げ『支払の負担が少ない』、

又は『確実に支払える自信がある』と思われる『借入金額や返済額』で計算し直すことも多いと思います。

仮に良地さんが『返済金額や借入金額の多さに不安がある』と住宅会社の担当者に言えば、もしかすると半分ぐらいの担当者は

『それなら安心できる返済額や借入金額で逆算してご提案致します。』と言うかもしれません。

この考え方は『返済可能額から逆算した安全な資金計画』と言われます。この考え方も住宅会社や不動産業者の営業担当者から見れば一般的なご提案方法です。基本的には私も月々の支払額やボーナス払いが可能な方であればボーナス払いも含めたご提案をしております。

但しこのご提案方法も悪くはありませんがお客様の状況によってはお薦めしない場合もあります。

なぜなら間違った考え方による安易な予算の縮小は、場合によっては購入する『建物の基本的なクオリティー』まで下げてしまう恐れがあるからです。予算の縮小は最終手段として考え、まずは月々の返済額を確保する為これまでの家計支出の見直しを行い、その中から返済額に充当出来るお金が捻出できないか検討してみてほしいと思います。

ご自分で自信が無い場合にはお知り合いのファイナンシャルプランナーにご相談すると良いでしょう。

最近では保険代理店などで保険の見直しを含め提案してくれます。良地さんはライフプランを作成してもらったことは有りますか?」
僕「いえ、ライフプランは相談したことがありません。」
見付太郎「そうですか、もしよろしければ、次回知り合いのファイナンシャルプランナーご紹介させていただきます。」
僕「分かりました。是非またお願いいたします。」
見付太郎「また住宅取得資金贈与に関する特例制度等を利用し父母からの援助が得られないか検討してみるのもいいかもしれませんね。」
僕「親にはまだ話してないので、その辺りは全く分かりません。」
見付太郎「本当に足りない部分をご夫婦それぞれのご両親様がいらっしゃれば、相談してみて資金援助をお願いしてみることは悪いことではありません。ご両親様も相談をされて『実は嬉しい』と思っていることも結構あります。人に頼りにされるのは誰でも嬉しいものですがそれが実の我が子であれば尚更だと思います。もちろん良地さんご夫婦や家継くんの為に一肌脱いでくれるご両親様にはこれからも『感謝』の気持ちを持って接するのは言うまでもありません。」
僕「分かりました。今度実家に行った時に、それとなく聞いてみたいと思います。」
見付太郎「是非お話してみてください。援助金の有無は別にしていろいろご両親様もアドバイスしてくれる場合もありますからね。」
夢見子「うちの親・・・多分、いや絶対に口出ししてきそうです!」
見付太郎「そうですか、別にいいじゃないですか。それが普通ですよ。」
僕「自分の親は分かりませんが御祖父ちゃんはもしかしたら・・・」
夢見子「本当?」
僕「分からないけどね・・・、でもちょっとは聞いてみてもいいかも。」
見付太郎「そうですよ、聞いてみないとわからないですからね。いろいろ相談してみてください。

その上で予算を下げるのであれば、土地や建物の予算のバランスを考えながら検討する必要が有りますが、私の考えでは建物ではなく、

むしろ土地の購入予算を下げるべきだと考えます。

希望するエリアに予算に見合う物件が無いのであれば、思い切ってエリアを広げる、又はエリアを変えて土地の予算に見合う物件を探してみるという選択肢も検討してみる価値があります。

新生活を始めてみないと実感できないことですが10年20年経ってみた時にあなたの満足感を満たしてくれるのは『家』や『庭』であり、その家や庭で幸せに生活しているあなた自身なのです。『土地』はあまり関係ないような気がします。

良地さんも経験があるかもしれませんが友人や知人宅で『素敵な家だな。』と感じた場合、純粋に『いい家ですね。』と褒めてしまうこと、ありませんか?
夢見子「それ、有ります!」
見付太郎「その時にその家のオーナーは『そんなことないですよ。』と口では言いますが心の中では『分かってくれる人がいて嬉しいな!』とか『やっぱりこの家は最高だな!』とか『頑張って建てて良かった!』となるわけです。それが普通です。

そして必ずしも人気の新興住宅街やご自身が最初に良いと思って探し始めた地域だけでなく、色々な地域に『素敵な家』はたくさんあります。」
夢見子「確かに~。私の友達も実家は磐田だけどマイホームは袋井に買いました。この前遊びに行ったのですが、すごく素敵で。

友達もとても嬉しそうでした!買う前に会ったときは旦那さんの通勤が浜松だから浜松で土地を探していました。

でも実際探してみると浜松は土地の値段が高すぎて、磐田で探したそうですが最終的には磐田でもなく、袋井で購入したそうです。」
見付太郎「そうですか。でも私のお客様でもよくありますよ。『土地』と『建物』と『資金計画』を総合的に考えた結果でしょうね。

でもご本人たちが満足しているのでしたら結果的には良い選択だったのではないでしょうか。」

 

 

 

10、土地の予算を決めて物件を見に行く前に候補の住宅会社を決めましょう
(個別の現場見学、バス見学会参加等の活用)

見付太郎「先ほど土地の予算を決めるに当たり、安易に建物の予算を縮小するべきではありませんとお伝えしました。

大切な家族を自然(通常の雨、風はもちろん、太陽の紫外線、季節による暑さ寒さ、そして地震、火災、台風や竜巻等の風災害、洪水や津波の水害、そして最近多い土砂災害等の災害)から守ってくれる住まい、大切な家族と共に幸せな生活を営む為の住まい。

住まいは日常生活の場としての機能はもちろん、そこに住まう人を様々な天災、人災から守ってくれるシェルターの役割も担っています。

大切な家族の命を守ってくれる役割があるのです。ここは非常に大事なポイントです。
僕「静岡県は東南海地震が心配ですしね。全国的には地震や津波も怖いですが、土砂災害や台風被害・大雨による河川の氾濫による浸水被害も多いですね。」
見付太郎「本当に多いですね。自然災害はいつどこで起こるか分かりませんから、いつ来てもいいように備えておくしかないですね。

そこで良地さんにとって本当に安心安全を担保できる建物を検討し、どの会社で建築を依頼するのが安心なのかを事前に検討しておかなければなりません。」
僕「なるほど・・・」
見付太郎「住宅展示場はもちろん、実際に建てた方の住宅を見せてもらい、先輩オーナーに話を聞いてみるのが良いでしょう。

親、兄弟、友人、知人、会社の先輩、同僚、上司などであなたが検討中の住宅会社で建築された先輩オーナーが居れば是非訪問し話を聞いてみることをお薦めします。

どのような工法なのか、長所、短所も含め聞ける範囲で聞いてみて下さい。

『今、自分も真剣にマイホーム取得のための勉強をしていて参考にしたい』と聞けば、聞かれた側も真剣にアドバイスしてくれるでしょう。
僕「それなら会社の先輩に聞いてみようかな・・・」
見付太郎「いいですね。是非聞いてみて下さい。

 

住宅会社によってはバス見学会(コロナ禍の今は現場見学会や完成宅公開イベント等に変更)を開催しているとこもありますので是非利用してみることです。

建築途中の現場や入居宅の訪問が盛り込まれているので展示場以上に参考になると思います。また、建物見学会などは他の検討中のお客様がどのようなことを営業担当者や設計士と話をしているのか?どんなことを気にかけているのかも聞くことができたりします。もしかすると他のお客様と情報交換することも出来るかもしれません。

そのように動くことで話を聞いた住宅会社の『ベクトル(方向と強さ)』がわかってきます。

 

候補の住宅会社をこの段階である程度決めておくことは今後の『土地選び』に大きな方向性をもたらす事になります。逆に、この段階で候補の住宅会社を決めておかないと、そもそも『建物予算』が把握できませんので『土地予算』をいくにするのかの目安が出ませんし、その住宅会社で検討した場合の『土地概算費+建物概算費=合計概算費(諸費用含む)』が判断できません。全体の総支払額もわからないし、毎月の支払額やボーナス時の返済額もわからない。

そのような状態で住宅営業マンから『お客様のご要望の土地がみつかりました。すぐに見に行き検討しましょう。早くしないと売れちゃいますから!』と営業されて慌てて検討することになってしまいます。まだ具体的な土地の予算もキッチリ算出できていないのに・・・。

 

そもそも『何となくの予算』ではダメです。『根拠のある資金計画に基づく土地予算』でなければ・・・。最終決定する際の一番の不安材料はやはり『お金』なんです。

この部分は商談の序盤で住宅会社の営業マンは、あまり触れたくない部分かもしれません。下手にしゃべって何も提案できていない状態なのに『高っ!』て思われて次回の商談アポに繋がらないようでは元も子もないので・・・。ですが、私から言わせれば本当はこの『根拠のある資金計画』をきっちり、きっちりお客様と打ち合わせできたか?が一番大事だと思っています。逆にこの部分を適当にやってお客様とのコンセンサスが十分取れていない状況ですとお客様は商談の始め~最後の最後まで、ず~っと不安を抱えながらその住宅会社と商談することになります。

間違いなく、この部分が十分できていれば『お互いwin・winn』の一社検討が初めて可能になります。

 

仮に土地予算がつかめて物件選びしたとしても、候補の住宅会社が決まっていないと、いざ『候補にしても良さそうな土地』に巡り合えたとしても速やかにプラン依頼も提案もしてもらえません。

『土地は一点もの』

候補地が決まったら早めにしかっり検討し、早めに意思決定することが大事なのはいつの時代も事実です。その時に候補の住宅会社がある程度決まっていればすぐにプラン作成及び資金計画の検討ができます。そしてその気に入った土地が『買ってもいい土地なのか?』『買ってはいけない土地なのか』の見極めと判断ができます。

『買ってもいい土地』と判断できれば当然ですが『土地の申し込み=買い付け証明書の提出』となります。

 

しかし、ほとんどのお客様がその段階で『まだ住宅会社選びが出来ていないまま、土地を探してしまっている』のです。

何故でしょう?お客様はその会社でマイホームを計画したいのはやまやまですが『お金』が不安で、その会社1社に絞り込むことが出来ていないからです。ですから自己防衛策として複数の候補の住宅会社を同時検討し、万が一予算に見合わないと判断できた場合に備え、逃げ道としてキープしておきたいのです。もし私だったらそうします。

 

ですが私の場合、これは何を購入するかは別にして・・・『この会社に任せよう』って思ったら常に1社検討です。お金の部分が不安になるようなお買い物でしたら尚更です。

その会社の基本スタンス、ベクトルの向きを事前に検討しておき、初回折衝時に最も大切な『お金の不安を消去してから』その商品の購入の為の商談に臨みます。もっと言えば事前準備の段階で徹底的に自分なりの調査を行い、自分自身のスタンスを決めてから行動しています。ですから最終的な金額は当然ですが自分の夢を実現するために必要な費用として、一切値引き交渉などせずに商品を購入します。それが正規で妥当な価格であると信じて。もちろん担当営業マンへも最初からそのように伝えておきます。そうするとほとんど全ての担当営業マンは私の期待以上の提案とサービスをしてくれます。

ですからお互いwin・winnの関係で契約しています。

 

そもそも『注文住宅』なんですからお客様のご注文に合わせプラン作成しています。

お客様のご要望に100%以上で応えようと住宅営業マンや設計士、関係会社の人たち、取引関係業者も一生懸命頑張っています。最近ですと自宅でリモートで仕事もできますから、残業になろうが、午前様になろうが・・・。ライフワークバランスや就業時間に関するコンプライアンス的に『良い』『悪い』は別にして・・・。

 

『あなたにとってのマイホーム造りのチーム』の人たちの努力と知恵の結晶として建物プラン及びそれに伴うお見積り書が提出されます。

ご提示の価格はきっと嘘偽りのない正規の価格でしょう。もちろん『お互いwin・winn』になる為の。私は値引き要求など、申し訳なくてとてもできません。

 

 

これは独り言ですが・・・住宅会社の担当者様は競合会社が残っている時点で『この部分が十分出来ていない』と認識してほしいんですよね。

 

また、お客様側で言えば、ほとんどのお客様がそのまま候補になるかどうかも本当はまだ良く分からない中で、とりあえず数社に競合プレゼン提案をさせ、住宅会社選びをしています。

当然ですが、土地案内のその日に結論は出せません。この点はお客様もごく自然な行動として競合させてますから仕方ない部分もありますが、

『この進め方、やり方』はどうなんだろう?と毎回いつも、本当に思います。

その方にとっては、その時点の数社はどこも候補の住宅会社ではあるかもしれませんが、住宅会社側からすれば競合状態ですから『お客様の意向を最重視した提案』というより、『いかに競合他社の戦略を検討しながら、自社での建物契約受注できるか?の提案』となってしまいます。

これでは『本当にお客様想いの最良のマイホームのご提案(コンサルティング)』につながるはずもありません。お客様は住宅会社同士を競合させているわけですから、住宅会社側も競合他社の提案状況を確認する質問や自社で建築受注できやすくする為の提案になりがちです。本当はお客様自身も忙しく、何とか時間を遣り繰りして商談に臨んでいるとは思いますが、

大切なお打ち合わせの時間が『真にあなたの為のより良いマイホームのご提案』ではなく、住宅会社側は『どうしたら自社で建築のご契約をしてもらえるのか?』のご提案に大部分の時間を費やすことになってしまいます。

そして、このパターンですとテストクロージングで大体よくありがちなお返事ですが・・・

『まだ、決めれません。まだ他も見てみたいので・・・。来週、親の知り合いの建築会社も紹介されていて話を聞きに行くことになっていまして・・・等々』という断り文句に繋がります。

 

私から言わせれば、上記の通りですので『想定内』ではありますが・・・。

それでも・・・やはり・・・あくまで一不動産業者から言わせれば、お客様自身が検討する順番がそもそも間違っていると言わざるをえません。このような状態でしたらそもそも土地を見に行く段階ではないのです。『買ってはいけない土地を勉強のために見に行く前提の土地案内』でしたら、別に構いませんが・・・。

 

競合の1社は明日プレゼンをしてくれるかもしれませんが、もう1社は翌週の展示会のアポイントを経て、そのさらに翌週に土地案内・・・。そのまま土地が見つかれば更に翌週建物プランの提案と概算見積書のご提出・・・。一体いつになれば今日ご案内した土地の『買う』『買わない』の判断・結論が出るのでしょうか?その時、今日案内した土地は残っているのでしょうか?

まさか『他社のプレゼンを受けて比較検討の内容確認するまで、この土地を一番手の商談中として抑えてほしい。』なんて言わないでくださいね。無理ですから・・・。そんなことは一不動産業者としては協力できません。

 

住宅会社の営業マンが『この様な事』を教えてくれないから分からなかった・・・。

このやり方、進め方が普通だと思っていた・・・。

マイホームを買った先輩や友達、ネット情報で、この間違った進め方を推奨していたから・・・。

 

言い訳はいろいろあると思います。でも間違いです。

 

住宅会社の営業マンが言えるわけないじゃないですか・・・。

ただでさえお客様が少なくて集客に苦労しているのに・・・。

ようやく出会えた目の前のお客様に・・・。

本当のことを言えば鬱陶しがられて、嫌われて、他の住宅会社へ行ってしまうかもしれないのですから・・・。

ですから、どこの住宅会社の営業マンも恐る恐る商談しています。

お客様に嫌われないように細心の注意をしながら・・・。

はっきり言えば・・・『ビビりながら』

 

当たり前ですが、正しい言葉遣いはマナーです。

ですが『それ』と『これ』とは話が別です。

伝えるべきことはハッキリ伝えた方がお客様に対しても親切だと私は信じています。

 

そして、そうこうしている内に『その検討していた土地』は他の誰かに買われてしまいます・・・。

 

これって全ての人に対して『お互いに時間と労力の無駄』だと思いませんか?

 

競合プレゼンは昔から建物を検討するお客様は常です。否定はしません。私もそのように営業してきました。

しかし不動産屋さんになって改めて感じたこと・分かったことは、既に『土地がある人』や『建替えのお客様、時間的制約が一切ないお客様』はそれでも良いでしょう。

ですが、あなたは『土地から』購入のお客様です。

決める際はどうしても一点ものの『土地購入』ですから判断は早くする必要があります。やはり土地を具体的に探す前、見に行く前に候補の住宅会社=パートナーをある程度決めておく必要があります。『土地から』購入ですから最初は具体的な土地がその時点で無くて当たり前です。しかし具体的な間取りを比較検討しなくても、住宅会社や担当者の本質を判断する材料は他にも山ほどあります。提案力やサポート体制も含めてしっかり検討することが大事です。

 

僕「なるほど、目から鱗です。その通りかもしれません。僕たちもそんな感じで進めようと考えていました。でも全く逆でした。ありがとうございます。」

夢見子「本当に。良く分かりました。」

 

見付太郎「ありがとうございます。そこを理解していただくことは今日お伝えしたい最大のポイントの一つです。

でも、ちょっと強く言いすぎましたか?ご気分を害されましたら申し訳ありません。私が気が付くことを敢えてお伝えさせていただきました。

『和して同ぜず』・・・これは私自身の座右の銘ですが、要するに目の前のお客様に『失敗してほしくない』気持ちだけですから・・・何卒お許しください。

 

見付太郎は話を続けた。

「住宅会社の担当者にあなたがおおよそ必要な家の大きさを伝えれば、大体の建物本体予算が出てきます。

仮に4人家族で一般的な大きさ32坪(4人×8坪/人)とし、坪単価90万円の建物でしたら2880万円となります。

尚、坪単価の高さと建物のクオリティーは通常一致しており『なぜ高価なのか?』の理由を知ることが大事です。

初期投資が相対的に高価でも長い目で見たら逆に安価(お得)ということもあるのです。

全く同じクオリティーでわざわざ高い方を選択する人はほとんどいませんが、その違いをしっかり理解されたお客様は一見高いと思われがちな高性能で高価な住宅でも購入されている方が大勢いらっしゃいます。

またこのような価値観を持って購入された方は相対的に満足度も高いと思います。

当然新築時に住宅ローンを組みますので相対的に高いコスト部分の差額も毎月の返済に含めて支払うことが出来ますが、逆に最初に安価な住宅はそれなりの理由が有ります。10~15年後くらいから外壁塗装や床下防蟻処理等のメンテナンス費用として合計100~150万円のお金がかかり始めます。ちょうどお子さんの教育資金がピークに達する時期とほぼ重なると思ってください。

その時は当初の返済額に追加で短期間のリフォームローンを組み二重の返済をするか、お手持ちの現金一括で支払うかのどちらかを選択することになります。その時お金が工面できなくて放置すれば下地の外壁がどんどん劣化し最終的には塗装では対応できず外壁全面貼り替えの必要性も出てきます。こうなってしまうともはや数百万円はかかってしまいます。

要するに住宅も自動車と同様車検や日常のメンテナンスが必要なのです。

そのメンテナンスサイクルがどのくらいなのか、その時のメンテナンス及び修繕費用がどのくらいなのかを知っておくことも大切です。」
僕「なるほど。最初の先行投資も必要ってことですね。」
見付太郎「その通りです。無駄なものには1円だってかけたくはないですよね。無意味にお金は使う必要はありません。

でも本当に必要であればその対価を支払うことは普通にあることです。

ご自身のお仕事に置き換えてみると良く分かると思います。

『本当はこちらの商品がお勧めだけど、今回のお客様(クライアント様)は予算の関係でこちらの商品を提案しておこう。本当はこちらの方が良いけど・・・』的なことです。」
僕「たしかに自分の仕事に置き換えると分かりやすいですね。」
見付太郎「どんなものでも『金額の差はクオリティーの差』です。」

 

 

 

11、土地の予算内で市場に出ている物件の把握をしましょう
見付太郎「これまでの過程で仮に土地の予算が把握できたとします。ここから希望エリア内の『土地選び』を行います。

土地情報は今やインターネットに多数の物件情報が掲載されていますので検索すればすぐに見つかる時代です。

不動産業者としても売主様からお預かりした売却物件を出来るだけ早く、そして手間無く買主様を見つけたいのが本音です。

当然ですが最大限インターネットの利用をします。不動産業者専門のデータベースのレインズをはじめ、アットホームやスーモ、ホームズといった大手ポータルサイト、各不動産会社のホームページにも当然物件情報は掲載されています。

良地さんも不動産物件情報サイトは見られていますか?」

僕「はい、TVのCMで宣伝している『アットホーム』とか『SUUMO』です。」

見付太郎『やっぱり見ていますよね。今の時代、皆さん同じように見ています。因みにその中で何か気になる物件は無かったですか?」

夢見子「実はちょっと気になっている土地がいくつかあります。でも思っていた以上に売っている土地が多くて、どれを選べばいいか正直わからなくて・・・。」
見付太郎「本当にそうですね。たくさんありすぎて迷っちゃいますよね。例えば浜松市内や磐田市内で物件を探す場合、良地さんも見ている先ほどのアットホームと呼ばれる大手サイトだけでも常に浜松市内1700~1800物件、磐田市内だけでも300物件前後が登録されています。実際の選び方は、それらの中から予算的に候補になりそうなものをピックアップします。予算金額の前後100万円程度の範囲で探すのが良いでしょう。仮に予算1000万なら900万~1100万程度でとにかく情報を集めます。対象物件が10物件以上あれば比較検討がしやすいです。もちろんそれ以上の物件情報が有れば20物件でも30物件でも確認します。」

夢見子「今住んでいる近くに売っている物件が出ているんですが、写真では広くて良さそうに見えるけどよくわからなくて・・・。

なんか道も狭そうだし。」
見付太郎「道路の事は土地選びの際は最重要課題ですからね。しっかり見極めが必要です。

但しどの土地でも言えることですが、この段階で大事なことは検討可能な物件が、どのような欠点(リスク)があるのかを知ることです。

そもそもの話、どの物件も100点満点ではないはずですが、そのマイナス部分が、どのような理由であり、自分にとってそれはどの程度のマイナス点なのかを判断することが大事です。

世間一般的にはマイナスでも自分たちにとってはマイナスではない、むしろプラスの場合もあります。

そのような見方をすることでダメだと思っていた物件が、自分たちにとっては良い物件になる(化ける)可能性があるということです。」

 

 

 

12、物件探しはあなたが信頼できる業者1社に絞る

夢見子「不動産のことを気にかけてみると『物件』も多いですが『不動産屋さん』も意外と多いですよね。」

見付太郎『そうですね、磐田エリアの不動産を取り扱う不動産業者は地元磐田市内の業者だけでも100社以上あります。」

夢見子「そんなにですか?」

見付太郎「実はそうなんですよ。また売主様が自分の不動産を処分(売却)しようとしたらどうすると思います?」

夢見子「私だったら身内の誰かで不動産関係のお仕事している人がいないか家族に相談すると思います。それか友達に『不動産屋さんで誰かいい人知らない?』て聞くと思います。」

僕「自分もそうするかな~。」

見付太郎「そうですよね。でも実は、その売主様の身内や友人で仮に不動産業に関係する人がいたとしても、それらの縁故関係者が必ずしも磐田にいるとは限らないですよね。浜松市、袋井市、掛川市、少し離れますが静岡市や豊橋市などの近隣市町村や県外の不動産業者に従事している場合もあります。つまり良地さんが希望するエリアの物件を必ずしも地元の業者が直接取り扱っているという確率の方がむしろ少ないかもしれません。」

僕「なるほど。必ずしも地元の不動産屋さんとは限らないってことですね。」

見付太郎「そうなんですよ。高額な不動産ですから売主も慎重になりますし、知らない不動産業者に頼んで騙されたくないとも思っています。ですから可能であれば信頼できる知り合い又は何かの伝手を頼りに不動産業者を選びたいと思うのは自然なことかもしれません。」

僕「たしかにそれはありますね。」

見付太郎「あと、もう一つ突っ込んでお話すると、不動産業者はそれぞれ得意、不得意が驚くほどはっきり分かれます。

アパートやマンションの紹介を得意にしている不動産業者、自社でアパートやマンションを建てて入居者賃料を稼いでいる不動産屋業者、それらの賃貸物件を管理することで管理収入を得ることを得意とする不動産事業者、また店舗や工場・倉庫等、事業用の大きな不動産を扱うことを得意とする不動産事業者、一戸建ての建売住宅を企画運営~販売を得意とする不動産事業者、そして一般的な戸建て住宅向けの土地や中古住宅の仲介業を得意とする不動産業者。他にもまだまだ。

一括りで不動産屋といっても個々の不動産業者はやっていることがバラバラです。

また、インターネットが無ければ希望するエリアの土地情報を取り扱っていそうな地元の不動産業者に何社も電話して探すこととなりますが、そのような探し方は昨今あまり現実的ではありませんね。時間と労力の無駄だと思います。

また、依頼を受けた不動産業者も同じように、結局のところ膨大な情報が集まるインターネットの流通物件の中から選ぶという作業が必要となります。土地を探し始めたお客様がどこの住宅会社や不動産業者を訪ねて相談しても、紹介される物件は『どこも一緒』という経験をされますが、結局のところ上記の話になり、単に同じ物件に対し営業マンの数だけ増えていくだけです。

是非あなたが信頼できる不動産パートナーに相談する、見てもらうことをお薦めします。」

僕「なるほど、それはそうかもしれませんね。」

見付太郎「今回、良地さんはマイホーム購入をお考えですよね。つまり一般戸建て住宅向けの土地探し&土地選びとなります。

そこは当社が一番得意とする分野です!

僕「それなら良かった~。是非お願いしたいです!」

見付太郎「ありがとうございます。是非お任せください。」

 

 

 

 

13、土地は唯一無二の代物(不動産業者の裏側)
見付太郎「土地は全く同じものが二つとない特殊な代物です。何だか結婚と似ていますね。

まさに『ご縁』あっての代物です。また不動産流通の世界では、昨日まであった物件が今日あるとは限りません。

常に流通していると思って下さい。」
僕「たしかに結婚と似ているかもしれません。僕はおかげで最良のパートナーと結婚出来ました!」
見付太郎「ごちそう様です(笑)。でも夢見子さんと結婚できたのは、夢見子さんがたまたま独身で、尚且つ結婚のご意思がその時あったからですよね。」
僕「そうですね。僕の一方的な思いだけでは結婚できませんから。」
見付太郎「そうですね。実は土地購入も全く同じです。

土地を売りたい売主様と土地を買いたい買主様の意思とタイミングが合わないと成立しません。

実際には土地見学→購入申込書(恋愛であればラブレター)を記入→相手方(売主様側の不動産業者)が申込書を受領、そのタイミングにその物件があれば基本的に購入(恋愛であれば結婚)できますし、他の申込者が先に申し込みすれば当然購入できない場合もあります。

そのことは予めご承知下さい。何年も売れてないから大丈夫という保証はありません。

あなたが検討するのと同時に別の知らない誰かが検討している場合はよくあります。

売主様が価格を下げたタイミングで売れてしまう場合もあります。

また一般的な価格相場より少し高めの価格設定をしている物件も多数存在しますが、買主側が『適正価格なら買いますよ』といわゆる値引き交渉を行い、売主が承諾すれば契約成立となるケースもあります。


不動産物件はどの物件でも言えることですが、すぐに買い手がつくこともあれば逆に何年も買い手がつかないこともあります。

これは売主の土地を売却する事情や緊急性の大小により物件の売りだしスタート価格が周辺相場に対して高い場合もあれば低い場合もあるからです。売主の売却の事情により早く売りたい場合、不動産業者は相場より低く売り出し価格を設定し募集します。

逆に急いでいなければ高めに設定します。依頼してくれた売主の気持ちを考慮し少しでも高く売ってあげたいというのもまた『人情』だからです。依頼された不動産業者も早く売れそうなものから優先して広告するのが一般的です。


また一般的に人気がありそうな需要のあるエリアで不動産業者が丁度いい大きさ、ちょうどいい価格の売物件をたまたま預かる場合、あえて一般広告せず、直接来店したお客様又は不動産仲介取引に直接干渉しない=買主の仲介手数料を受領しないことを約束した『住宅会社』の顧客のみに紹介するというケースもあります。
少し難しい話になりますが、もし売主様と不動産会社の媒介契約が『専任媒介契約』であれば成約時の売主様側(片手)の仲介手数料はほぼ確定します。

しかし専任媒介契約の場合、不動産流通機構の専用サイト(レインズ)に登録義務が生じ、全国すべての不動産業者の力を借りて買主を探すことになります。仮に一般媒介契約であればレインズの登録義務もありません。

他の不動産業者に頼らなくても自社のお客様だけに紹介し、成約できれば売主買主双方からの仲介手数料を両手で見込めるわけです。

これは成約した時に不動産業者が売主及び買主から仲介手数料を受け取りますが、不動産業者とすれば『両手でおいしい物件』と思えるわけです。『良い・悪い』は別にしてほとんどの不動産業者が本音のところ、この『両手仲介』を目指しています。

しかし、この両手仲介取引は売主様からの売却依頼がそもそものスタートとなっており、先に売主様と一般(又は専任)媒介契約を結んでいます。不動産業者はその後、売主様の希望条件に見合う買い手を探す活動を行うので、どちらかといえば『売主様の意向が優先される取引』となりがちです。

たまたまこのような物件に出会った買主様は、他の不動産業者では紹介されなかった『未公開物件、掘り出し物件』と耳元でささやかれ、

誤解してしまうこともあるかもしれません。買主のあなたにとって本当に良い交渉代理人かどうかは『?』かもしれません。

買い手のあなたのご希望をしっかり理解し、買い手のあなたの為に一生懸命頑張る代理人(買主側の不動産仲介業者)をその取引に入れることができれば、その物件の欠点(マイナス40~50点の部分)をしっかりアドバイスしてくれるはずですが、売主様の代理人である仲介業者と同一(両手仲介)の場合、買ってくれそうなお客様(あなた)にその取引の成約を目指すに当たり、わざわざデメリットになるような事項は積極的には教えてくれない可能性があります。買い手である一般人のあなたが物件の欠点(リスク)の確認や推測をすること、少しでも有利な売買条件交渉するのは正直難しいかもしれません。」

 

僕「媒介契約にもいろいろ種類があるんですね。買い手の私たちは何を注意すればいいのですか?」

見付太郎「アットホームやスーモなどのポータルサイトで言うと、その物件を取り扱っている不動産業者が下の方に記載されています。

そこに取引態様が『専任媒介』または『専属専任媒介』と記載があればそれが売主側仲介業者

(売主より直接売却を依頼された不動産業者=売主の利益を最大限確保するために頑張る不動産業者)です。

値引き交渉や様々な取引条件について売主の利益を第一に優先して取引することを目指しています。

具体的に言えば売買価格については出来るだけ値引き交渉があっても安易に値下げに応じないスタンスを保ちます。

 

契約書面ではじめて見かける『契約不適合責任=民法改正前は瑕疵担保責任』で言えば、地中埋設物が発見された場合の責任負担に関し、『契約書第○○条の契約不適合責任に関し、売主は責任を一切負わない』という特約を、わざわざ記載してくるような不動産業者は特に注意が必要です。これは売主にとっては都合の良い取引ですが、買主にとっては不安材料でしかありません。

そこを公平に責任担保するためには地中埋設物の取り扱いをしっかり契約書に記載してくれるように交渉してくれる、買主目線の不動産業者が必要です。これが買主側仲介業者を入れる最大のメリットなのです。

地中埋設物の話はほんの一例であり、何がリスクになるか分からない不動産取引ですから、どんな事項に対しても買主のあなたを守ってくれる買主側仲介業者の存在は重要と考えております。」

 

 

 

14、いわゆる『一般的に売れそうもない物件』が売れる時

良地得太郎「不動産広告の見方も良くわかりませんが、いろいろ有るのですね。僕たちは素人なので場所と面積と金額重視で見ている感じです。」

見付太郎「一般の方はそれが普通です。本当はこのような話はどうでも良いのかもしれません。ですが不動産取引の世界は本当にリスクが多いので、知っておいて損はありません。因みに当社が契約しているとある広告サイトの掲載料ですが1~10物件までがセットで1枠15,000円(月額)、それ以上の場合は段階的に広告掲載料がUPします。いずれにしても広告宣伝費が経費としてかかりますので、当社のような小さな会社では正直なところ毎月の広告宣伝費はきついです。それが複数の広告となると尚更きついです。」

良地得太郎「広告宣伝費って意外とかかるんですよね。」
見付太郎「売却希望価格は売主様の想いや物件を取得した経緯、又は価値観(購入した当時の価格など)により決定されることも多くあります。もちろん相談された不動産業者は査定時にプロとして現時点での一般的な相場やその物件自体の状況から判断し妥当と思われる価格はアドバイスしますが、売主様との打ち合わせの結果、必ずしも査定通りの価格で値付けされているわけではありません。
それゆえ当社から見て明らかに売りづらい物件(理由はともかく売主の売却希望価格が高く、当社の評価する売買妥当価格とのギャップが大きい場合など)は広告掲載料が必要なインターネットや折り込み広告はせず、来店や現地看板の問い合わせがあった時のみに紹介する場合もあるのです。私から見れば『一般的に売れそうもない物件』ということです。ですからなるべく経費を掛けず売却したいと思うのです。

売主様も相場とのギャップがあるのは承知の上で売却依頼しています。『特に急ぐ必要はないから、いい条件のお客さんがいたら紹介して下さい』というレベルですから問題ありません。もちろんこれらの物件に問い合わせがあった場合、なぜ相場より高いのかの説明はさせていただきます。不動産仲介業者としては『売主様&買主様、双方納得の取引をお手伝いする』が当たり前ですから高い理由を了承した買主様は成約となります。

また『相場レベルの価格で交渉できれば買いたい。』とおっしゃっていただければもちろん交渉もさせていただきます。

ただし中には交渉が一切できない物件もあるのも事実です。その時はきちんとそのようにお伝えいたします。」

良地得太郎「土地の価格交渉って結構できるものなのでしょうか?」

見付太郎「物件によりますが可能です。これも売主様との交渉なので一概にいえませんが、早めに売りたいと思っている売主様の場合は交渉の結果、お値引き(指値)が通る場合も結構あります。

また私もインターネットでは見つけられなかった他業者物件をたまたま現地で発見する、または問い合わせした不動産業者がインターネット等に広告していない『ちょっと売りづらい、または苦戦している物件』を紹介してくれる場合もあります。

不動産業者としては経費と売りづらさを考慮しインターネットサイトで広告していないだけの場合もありますし、高齢の不動産業者の取り扱い物件でも同じようなことがあります。

しかし、たまたまその物件のあるエリアで探していた買主様にとっては『インターネットに載っていない掘り出し物件』と勘違いしてしまうこともあるかもしれません。

その物件があなたにとって『買っていい物件』なのか『買ってはいけない物件』なのかは、やはり信頼できるパートナーに相談する、見てもらうことが大事です。
ちなみに当社は仮に自社物件に飛びついて購入しそうなお客様でも、必ず一旦引き止めていますからご安心ください。

と言うより『この土地買います』と言って申し込み頂いたとしても1週間も経たないうちに『後からいろいろ考えたけどやっぱりやめます』と言われる方が辛いのです。当社はともかく売主様を相当がっかりさせてしまいますので・・・。
正式にお申込みいただく前に少なくとも1日2日は冷静に考えてみることをお薦めしております。

 

 

 

15、『売れそうもない物件の代表』となってしまった日本中の沿岸部の土地

余談ですが東日本大震災以降、磐田市の福田地区、竜洋地区、袋井市浅羽地区は特に津波の風評被害を受けており、一般的になかなか買い手が付きづらい状況となっております。

現実問題として当時は避難勧告も出されましたし、その後沿岸部には鉄骨造の避難タワー(掛塚、駒場、大中瀬)や命山(浅羽)もできましたから無理もないことです。

この地域の沿岸部はもちろん、浜松市の沿岸部、静岡県内全ての沿岸部、いえ北海道から九州沖縄まで沿岸部という沿岸部は全て同じかもしれません。海に囲まれた島国の日本全てが同じ状況かもしれません。これらのエリアの物件は価格相場の下落が大きくなっております。

また、特に県外のご出身のお客様に多い気がしますが、浜岡原発周辺エリア(特に31km以内の避難区域内の市町)についても更に気にする方も実際いらっしゃいます。

これらについては不動産を扱うものとして非常に憂慮しています。たいへん不謹慎かもしれませんが実際に震災が起きて、

『だけど心配されていたこの地区に実際は津波が来なかった。又は津波被害はごく一部で最悪の最悪を想定した『内閣府』や『静岡県』の津波被害想定ほどは被害が無かった。』という実績が判明するまで相場は下がり続ける・又は既に底値であれば底値で推移することが予想されます。その震災は今日かもしれませんし、明日かも知れません。もしくは1年後かもしれませんし、50年後、または100年後、1000年後かもしれませんが・・・。

もちろんその実績が判明するまでの間、これらの地域の地価上昇は余程の事が無い限り見込めません。

極論を言えば磐田市に『首都機能を移転する』・『オリンピックを誘致する』・『世界的に有名なテーマパークを誘致する(例えば仮に磐田ディズニーランドとか磐田ユニバーサルスタジオとか・・・)』など、磐田市または周辺都市に今現在検討されていないような劇的なプラス要因が無ければ地価の上昇は見込めません。まして『少子化の時代』、『土地余りの時代』と言われている中、このエリアの地価上昇する要因は今のところ見つかりません。

しかし下記の考え等によりあえて納得して買うというのであればもちろん反対はしません。

既に底値感がありますし逆に永住目的であれば広くてお値打ち物件も豊富にあり選択肢が多いエリアかもしれません。

竜洋地区の国道150号線付近は一般的な住宅用地なら売買相場は8~15万、福田地区は5~15万位で探す事ができます。

またこのエリアの土地を購入後、将来売却することがあった場合でも次のような考え方が出来る方なら積極的にお薦めしても良いかもしれません。

① 『買った時と同じ金額で売れれば上出来。坪単価8万円で購入したけど30年後同じく8万で売るとしたら土地の利用料とも言うべき固定資産税・都市計画税を払っているだけ。固定資産税評価額も低く、むしろ税金が安いのは嬉しい。

「土地は資産」とよく言うけれど、買った時と売った時の価値が同等なら実質土地代金はほとんどかからなかった。と考えることもできる。

 

②むしろ街中で利便性が良い人気があるエリアの土地は買った時と売った時の土地価格相場の変動が大きいかもしれない。磐田市内の人気物件もバブルの時は坪単価60万もしたなんて聞くけど今はせいぜい15~35万だし。まして今後バブルなんて2度とないと思う。損得ではないけど・・・。

 

③考えてみれば土地よりもむしろ建物の耐久性による減価償却の方が大きいかもしれない。仮に土地代分だけでも購入時と同等価格で売買できれば土地代分は銀行に貯金していたのと同じだな。

 

④土地建物合計の総額も低く抑えることもできるし低金利とはいえ借入金を抑えることもできる。浮いた資金を子どもの教育資金の貯金や自分たちの老後のための個人年金の積立ができるかもしれない。

 

⑤また土地価格が多少値下がりしたとしても、そもそも購入金額が安かったので気にしない。底値で買った株が同等価格をちょっと下回る価格で売却するのと同じ。それよりも快適な住環境を何十年も堪能できたこの土地は自分たち家族にとって良い土地だった。ありがとう。

 

⑥当初は高台で探したが高台は隣接地との高低差が付もの。RC擁壁などの工作物も50~60年の耐久性とすれば、場合によってはそのサイクルで何百万円、場合によっては一千万円以上もメンテナンスコストがかかるかもしれない。

 

⑦高台エリアの大型分譲地のきれいな街並みにあこがれ、またイメージ的に『新しい街は付き合いが楽』という魅力に魅かれ検討当時はあまり工作物の耐久性やメンテナンスコストは気にしていなかったけど、工作物の費用も土地代金に含まれているということは自分の子どもあるいは孫の代に補修または再施工する必要がある。その時、当然何百万もかかる。将来、子どもや孫が『そこには住まない』と言えば売却しなければならないが、『古い分譲地の高低差のある土地ほど売りづらい物件は無い』と不動産屋から聞いたことがある。

 

⑧大規模分譲地は開発行為施工業者が大規模に造成するからこそ分譲地全体でコスト管理しているし、一区画ごとの擁壁費用も分譲地全体で案分され、また販売価格にも土地代金に含まれているため気にも留めなかったが、将来的な擁壁のメンテナンスコストの事は重要事項説明でもほぼ触れられていない。せいぜい『工作物の確認、許可、検査済み証があるから構造的には大丈夫です。』との説明しかないが擁壁付の土地は将来売る時は擁壁の経過年数と耐久性の残存期間の問題が必ず浮上し、買い手から敬遠されやすい土地と聞いた。となると相場より極端に安くしないと売れないかもしれない。そう考えると建売住宅を購入する場合の構造の強度や耐震性、耐久性の質問をした時の業者の『建築確認申請許可、検査済証があるから大丈夫。』と言うのと同じだな。まして隣接地と2m以上の高低差があれば静岡県建築基準条例第10条(がけ条例)の適用を受ける土地として相当な擁壁等の工作物が必要となってしまう。とても心配だ。

 

⑨それに比べ沿岸部は平坦地が多く、高低差も少なく工作物のメンテナンス費用の心配はしなくても良さそうだな・・・。

 

まだまだきりなくありますがこれらの前向きな?考え方ができれば十分検討の価値があるかもしれません。

確かに沿岸部エリアは内陸部に比べ津波被害のリスクが高いのは事実ですから震災が発生した場合の避難対策は常日頃から家族で話し合い決めておくことが大事です。小中学校の屋上や避難タワーなど、とりあえず海抜12m以上の場所にすぐ避難することが大事です。

命だけでも助かれば必ず復興はできます。それは東北の被災地の復興に関する報道からも伝わってきます。

 

※見付太郎のいう磐田市の内陸部とはごく一般的な磐田市民の心理的な安心感が得られると推測される、東海道新幹線の堤防より北側で海岸線から概ね5.5km~6kmの距離を指します。

また公式なものは静岡県公式ホームページサイト『ふじの国 静岡GIS地理情報の南海トラフ地震被害想定』をご確認ください。

参考に各自治体のホームページの各種ハザードマップ・立地適正化計画も併せてご確認下さい。

 

 

 

16、あなたの土地選びに必ず役立つサイト
『土地を購入してマイホーム』の方への参考サイトとして、『重ねるハザードマップ』『国土地理院地図(地図・空中写真・地理調査の各資料、治水地形分類図初版(1976~1978年‐磐田)、『南海トラフ巨大地震対策について(中央防災会議 最終報告)』

静岡県公式ホームページサイト『ふじの国 静岡GIS地理情報の南海トラフ地震被害想定』『静岡県第四次地震被害想定』

『静岡地質情報マップ』『都市計画情報』『建築関連情報』『埋蔵文化財情報』『第三次地震被害想定・安政東海地震想定津波浸水域』

『地価調査・地価公示GIS』

『磐田市ハザードマップ(磐田市の水害の歴史・等)洪水避難地図、急傾斜地崩壊危険個所』、『宅地造成擁壁』等も併せてご覧ください。
その他一般検索ワードの国土交通省土地情報システム『不動産取引価格』、『静岡県中遠地区不動産鑑定士報告書』の中遠地区(磐田市)の住宅用地取引数400~450件ではこの周辺エリアでの取引価格相場もつかめます。

 

浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・菊川市等、周辺市町の各ホームページの都市計画関連地図も参考になります。

 

17、人気エリアの格安物件の理由(お値打ちかどうかは別です)
見付太郎「磐田市内の場合、比較的人気の見付・中泉・国府台・富士見町・富士見台、最近では新駅(御厨駅)人気で明ヶ島原・三ヶ野台・新貝(一部)や鎌田(一部)で沿岸部程度の価格帯(坪単価10~20万以下)であれば、むしろ『なぜ安いのか』疑ってみることが大事です。
これらのエリアは都市計画法の『市街化区域内』の土地ですから住宅はもちろん用途地域によっては店舗、事務所、工場、倉庫などが立地可能です。当然、用途制限や規模が決まっておりますがその範囲内であれば近隣住民の意向とは関係なく建築できるのです。

また工業専用地域以外の用途地域であれば住宅建築は可能ですが、工業地域であればあなたの家の前にある日突然工場が建つこともありますし、近隣商業地域や商業地域、工業地域であれば隣にパチンコ店ができるかもしれません。
また一般的な相場(地価公示や実勢価格から判断)よりあえて低く価格設定している物件の原因として多いのが下記の内容です。


①土地に面する道路幅が狭い?(1.8m~4m以下で建築は出来るが道路後退を要する)
②都市計画道路の敷地内に該当しており将来都市計画道路が事業化の際には立ち退き等の場合がある?
③隣接地に大きなまたは高い建物があり日当たりが極端に悪い?
④過去の浸水履歴の問題?
⑤近隣の施設の問題により価格を下げざるを得ない理由がある?
A、線路や国道・県道に面し騒音が絶えない?
B、一般的に気になる工場・店舗・倉庫・車庫に隣接している?
C、騒音・振動・臭気が日常的にある?
D、自治会のごみ集積所に近い・・・等?
⑥極端に地盤が悪いのが判明している?
⑦擁壁の造成費の問題や崖の問題?
⑧建築条件付の土地?
⑨心理的瑕疵の問題?


『心理的瑕疵物件』とは殺人・自殺・火災等、人によっては『最初から聞かされていれば買わなかった』というような理由になりえるような場合を指します。どのような理由なのか確認しましょう。

人によっては『気にならない』、『少し気になるけど安いから問題ない。』と言う人はもちろん購入頂いても構いません。

 

磐田市内の人気エリアで道路付も良く日当たりも普通、通常の整形地、プロの不動産業者が見て

『良い土地だな。』と思えば坪単価25万~33万程度は当たり前です。

駅北の中泉周辺の一部は40万前後の取引もあるそうですが・・・(地元の不動産業者談)。


また、この様な人気エリアで『本当のお買い得物件』があれば、不動産業者や分譲業者が一般市場に出る前に買ってしまいます。

業者はプロとして不動産物件を扱っておりますから判断は早いです。

つまり『本当のお買い得物件』は一般の市場にはほとんど出回らない』ということなのです。

市場に出てくる物件は不動産業者や分譲住宅業者が『自社で買う程でもないな』と思われた物件だということです。

もちろん分譲業者が買った『お買い得物件』は後に『不動産業者や建築業者が売主の建築条件付土地』として通常の相場価格で宅地分譲されます。
以前にもお話ししましたが『人気エリアで日当たりが良く、土地に十分広さがあって、道が大通りすぎず狭すぎず、できれば買い物便や駅などの交通便も良くて、価格がお手頃で、建築条件が無い物件。そのような物件ありませんか?』と聞かれても、この様な事を知っている不動産業者は『なかなか無いですね。』と言わざるを得ないのです。

 

※尚、ここでは市街化調整区域の土地は考慮しておりません。市街化調整区域の土地は原則として市街化(開発行為)を抑制するエリアですが、個々の土地条件によって開発行為(建てることができる建築物の用途や規模・種類)が認められる場合があります。磐田市の場合、昭和51年10月12日以前からの宅地(線引き前宅地や既存宅地の確認済の土地、都市計画法の許可を得て開発可能な土地)等があります。

 

 

 

18、土地購入における思いがけない諸費用(金額は一般的な過去事例による)の一例

① 草刈及び草刈後の草撤去費用(30~60万程度、状況により異なる)

 

② 隣接地境界工作物の撤去復旧工事費用(10~100万程度、状況により異なる)

 

③ 引き渡し後に判明した隣接地に関わる水道管越境に対応する工事及び新規水道引込み工事等

 (50~100万、状況により異なる。尚、決済引き渡し前の判明は難しいことが多い。

  工事を始めて掘ってみて初めて判明することは意外と多いのです。

  そして市役所保管の管網図も100%正確とは限らないのです!)

 

④ 築年数が古い家屋撤去後の旧水道管引込みの新規水道引込み工事(一般的には40~50万程度。※状況により大幅に異なる)

 

⑤ 電柱及び支線の敷地外撤去に関する費用(50万程度、状況により異なる)

 

⑥ 隣接地と共同設置の塀等の高さに関する違法工作物の撤去、復旧工事(20~50万)

 

⑦ 現況田の造成工事(300~500万程度)

 ※『農地は安く買えるから、知り合いから農地を買って・・・。』

   仮に農地が買える要件があったとしても、本当にご注意ください!

 

⑧ 道路や隣接地との高低差のある土地に関する対策費用(200~500万)

 ※これは本当に注意が必要です!安く見えても決して安くはありません!

 

⑨ 地中埋設物撤去費用(具体的な金額を予算として明示することは妥当ではありませんが数万円~数百万以上としておきます)

地中埋設物は売主の告知が無い限り、地面の下(地中)の話ですから一見地表面を見ただけでは全く分かりません。そのためほとんどの場合、土地引き渡し後、地盤改良工事や建物基礎工事等を行った後に判明します。極端な場合は土地契約後の地盤調査により異変に気が付き判明する場合もあります。

地中埋設物の取り扱いに関し、重要事項説明書の特記事項や売買契約書(案)の特約条項で『契約不適合責任及び地中埋設物に関し、売主は責任を一切負わない』とする内容の書面を時々見かけます。この点は本当にリスクが高すぎる為、そこは買い付け証明書提出時に明確に記載しておくことが大事です。もし買い付け書面の記入をするときに、その書面の購入条件欄に地中埋設物に関する文言が一切抜けていた場合、その仲介業者に指摘することをお勧めします。

そして売主側仲介業者に交渉し、地中埋設物があった場合の売主責任を担保する文言の記載をお願いしてみましょう。

本来、公平な不動産取引を考えると一般人の買主が地中埋設物の存在や、埋設物撤去に関する費用負担の額を想定することは困難です。

しかし、買主及び買主側仲介業者よりその旨の申し出がない場合、売主側仲介業者はその部分を削除し、重要事項説明書及び契約書案を作成交付する可能性もあります。

売主側仲介業者とすれば売却依頼をしてくれた売主に余分な不安や費用負担を掛けさせない為、そして少しでも売主の売却金の残額が多くする為だと思いますが、買主のあなたは不安材料でしかありません。

通常の場合は地中埋設物が無い事を前提にしておりますが、売主様や売主側仲介業者から事前に告知事項として地中埋設物有りと説明があれば、買主としては売買契約書の条項で売主の契約不適合責任及び地中埋設物の取り扱いに関する条件記載をしっかり入れてもらうことが大事です。また、その取扱い期間を引き渡し日より一定期間(どんなに短くても3ヶ月以上、可能であれば6ヶ月)としてもらうことをお勧めします。

特に地盤が弱い地域で旧建物があった場合で、旧建物が鉄骨造やコンクリート造の比較的重量のある建物を撤去した場合の旧建物解体工事後の基礎補強杭等の地中残置物は本当に注意が必要です。

もし、例えば仮に、地盤調査による建物荷重の支持層が地表から10m弱く、新たに基礎補強工事にコンクリートパイルや鋼管杭を施工する必要がある場合ですと、元々建っていた建物の旧基礎補強杭等も同様に地表から10m以上入っていた可能性があります。

建物解体工事と併せ、地表より2m程度は撤去済の場合が多いですが、それより深い部分(この場合、地表より2m~10m)は残置されている場合もあります。そのように契約書面に記載されていたとしても仲介業者の説明で『新築の建物に影響がなければ大丈夫です!』と説明を受けたりする場合もあるかもしれません。でも騙されないで下さい。しっかりした建築会社では、そのような場合、判明した地中埋設物を完全に撤去しなければ建築不可の場合もあります。コンクリートパイル等は通常の解体工事で撤去できず、特殊な工事を行わないと撤去できないような場合もあります。

その物件の場所がどうしても良く、上記の地中埋設物撤去費用が買主負担で必要であり、重要事項説明書及び売買契約書にも記載があり、契約前にそのことを買主様が承知の上であれば問題ありません。(但し撤去費用が仮に300万円~500万円、長さや本数の状況よっては千万単位の場合もあり得るかも知れない・・・。そのことはご承知おき下さい。)

 

 

 

19、候補地を3~4物件選び実際に土地を見に行きましょう
事前に集めた情報の中から直感的に見てみたい、又は興味がある物件を資料ベースで選んでみましょう。

そして最終的に3~4 物件に絞り込みます。また私が事前に見ている場合でお薦めを紹介してほしいというなら、この段階の3~4物件はどれを選んでも問題ないものを選ばせて頂きます。基準はあなたの希望や条件を伺った上で『この私が買うとしたら・・・』というものです。


この作業は仮にあなたが『仕事用の自動車』を買うとしてインターネットで中古車を探す場合と似ていますね。国産、外車、メーカー、車種、年式、グレード、排気量、走行距離、事故歴の有無、車体の色、内装の素材、内装の色、基本設備、OP設備の有無、そして価格・・・。

中古車も土地と同じく全く同じものが2つとないお買い物ですが、上記の基準等から最終的には候補の1台を見つけるのと同じです。


現地案内は専門家に同行してもらう方が良いと思います。

候補の3~4物件を見る中で自分たちだけでは気がつかなかった土地の見方をアドバイスいたします。

なんとなく見に行くだけでは気がつかないようなことも、実際に買って家を建てる場合には結構な費用がかかる場合がありますが、現地を見ながら説明を聞けば理解もしやすいと思います。
また、現地では物件自体はもちろん、隣接地の利用状況・周辺環境・近隣住民の雰囲気なども物件を選ぶ際の決め手になりえます。しっかりチェックしましょう。
現地見学する場合、人によっては車で現地に行き車内からさっと見るだけの人も結構いますがそれでは十分とは言えません。

実際車から降りて確認しましょう。実際生活をするとすればどのように車を駐車しどこに玄関を配置するのか。

そしてキッチンや水回り、リビングや客間をどこに配置するのかをイメージしてみて下さい。

そして日当たりや通風、隣接地との距離感(気になる視線や物音)や高低差、周辺環境の気になる施設(工場や店舗等)も確認しましょう。

臭気や騒音、振動は朝昼晩で違う場合があります。


また実際の売物件の現地確認の時点では、必ずしも『商品土地』のようにきれいに造成整備されていない物件がほとんどです。

売主様の管理状態によって築年数が古い建物が現存していることも多く、契約条件として解体更地渡し(買主が見つかって売買契約成立後に解体工事を行う)だったり、更地だったとしても草木が多かったり、畑や田として利用中だったり、駐車場として利用中だったり・・・・

見学時のその土地の利用状況は売主様や貸借関係者の利用方法によって様々です。

ですから『この土地販売中です!どうぞ是非ご覧ください!』というイメージではないことも多く、

逆に『周辺住民には販売中であること自体はもちろん、販売価格さえ知られたくない。秘密にこっそり売却したい。』

そんな売主様も意外と多いのです。不動産を売却しなければならない売主様のご事情も様々なのです。


ですが引き渡し条件が解体更地渡しであれば、購入を決めて契約し、お引き渡し時には綺麗に広々とした更地になりますから安心してください。今見ている状態とは見違えるほどガラッと変わることも良くあります!

 

 

 

 

 

20、因みに『商品土地』とは仕入れ→加工→販売→儲かる=『建築条件付きの土地』
『商品土地』とは仕入れ→加工→販売→儲かる=『建築条件付きの土地』。このロジックが成立する土地のことです。
多くの建売分譲住宅会社や『建築条件付き土地』を販売戦略にしている住宅会社の場合、日夜このロジックに成立しそうな土地をあなた以上に本気で、一生懸命探しているのです。

これはビジネス(商売)ですから、一般の方がご自身のマイホーム用地として土地探しを行っているのとはスピード感が全く違います。もし条件に見合う物件があれば、プロとして『この土地はこのように分割し、こっちはマンション、こっちは宅地分譲10区画できそうだな・・・(( ´∀` ) 。このイメージが一瞬で湧くのです。その判断は本当に早く、直観です。わざわざ現地を見なくても地元の業者であれば紙の地図だけ見れば『買う・買わない』の判断はできるのです。

その情報をどこかでキャッチできれば当然ですが一旦買取ります。上手く売れれば儲かりますから。

このような土地は一般的には古いアパート・マンション・工場・倉庫・企業・商業施設等の跡地のように広い土地だったりするので、一般の方が買える大きさでもなく、一般の方である『あなた』は気が付くこともないかもしれません。

というか、一般市場に出す前の水面下での話ですから無理もありません。

ですがプロの不動産業者は見ている場所が違うのです。

当然ですがしばらく経つと住宅用宅地として造成工事を行い『建築条件付き土地』として販売します。

上手く仕入れができれば利益は土地と建物の両方から見込めます。

また、本当に人気のある地域でしたら、土地は多少高めの価格で仕入れても建物の棟数が複数見込めれば建物分の利益で土地分のマイナスを回収すればよいのです。

尚、最近では1区画や2区画程度の小さな土地でも積極的に購入している業者が多いです。
別にこのビジネスが悪いわけではありません。これも不動産業界・建築業界の真っ当なビジネスです。

 

 

 

 

21、土地案内中 南側道路以外に面した土地での会話
南側道路以外の道路に面した土地は通常敷地の南側に建物が建っている場合が一般的です。たまたま南側に建物が無く、見学したときに日当たりや通風、眺望が良かったとしてもあなたが家を建てたすぐ後からその南側の土地に大きな又は高さの高い建物が建築されるかもしれません。この場合たまたま建物が無くても南側に建物が建つことを想定してプランを検討することが大事です。仮に目の前に2階建の大きな建物が建ったとしても1階のリビングを明るくする方法はいくらでもあります。人気テレビ番組の『劇的ビフォーアフター』を見ているとどんなに条件が悪い敷地でも様々な工夫で見違える家に変身するのはご存じの通りです。
但しご新居の全ての部屋に日中燦々と太陽の光が降り注ぐのは現実問題難しいと思います。
ポイントはいくつかありますが下記の①~④をご検討下さい。
①どの部屋を優先的に明るくしたいか?
日当たりを優先したい部屋で日中のどの時間帯にどのように過ごしたいか?それによって建物のプラン構成はガラッと変わります。

例えばご主人様奥様とも平日のお仕事で日中不在の事も多いかもしれません。その場合ご夫婦それぞれ一般的な在宅時の休日の過ごし方をイメージしてみて下さい。
これまでのご自身の午前中の過ごし方、午後の過ごし方を思い起こしてみて下さい。ただし今現在のお住まいと、新たに土地を購入し家を建てた場合の過ごし方ではやりたいことが変わるかもしれません。これまで同様の過ごし方でご新居でも変わらない部分、そしてご新居ができたら新しく休日にやりたいこと、チャレンジしてみたいことがあればそれを行っているご自身をイメージしてみて下さい。趣味だけでも(例えば音楽鑑賞・映画鑑賞・読書・自己啓発の勉強・洗車・趣味の道具のメンテナンス・ガーデニング・料理等・・・)考えればきりがないと思います。中には昼過ぎまでゆっくり寝ていたい人もあるかもしれません。休日には趣味又は買い物等で外出が多くあまり家には居ないという人もいるかもしれませんが、とりあえず休日に家に居る場合の事を考えてみて下さい。
その時にそれは太陽が燦々と降り注ぐ日当たりの良い場所でなければならないのか?むしろある程度の明るさは必要でも日当たりはさほど必要ではないかもしれません。また太陽の直射日光よりも北側の光(明るさがまぶしくなく安定している)方が向いている場合もあります。

② 光を取りこむための窓の位置、大きさ、種類を検討する。

家の中に直射日光を取り入れるためには午前中は南東、正午は南、午後は南西の方向の出来るだけ高い位置の壁や屋根面に透明ガラスを設置すれば解決できることもあります。透明ガラスの採用目的として主に外部の景観を楽しむ又は外部の景観を建物内に取り込む(借景)の意図があります。逆にプライバシーの観点から外部からの視線をさえぎる必要性もあるためカーテンやブラインドの設置が必然的に発生します。もちろんコストもかかります。同時に透明ガラスの配置場所が手の届かない場所にある場合、ガラスが汚れた場合の清掃をどのように行うか検討しておかなければなりません。ガラスの掃除が透明ガラスほど気にすることなく、明るさを求めつつ外部からの視線をさえぎる方法として型ガラス(昔で言う曇りガラス)を採用する方法もあります。吹き抜けや勾配天井に設けた透明ガラスに鳥の糞などの汚れがあれば掃除したくなりますね。若いうちはご自身で梯子などを掛けて掃除できるかもしれませんが年を取り、足腰が不自由になると危険かもしれません。その場合、清掃業者にお金を払って掃除してもらうか、そのまま汚れたままにしておくかだと思います。よく検討してご採用下さい。

 

③ 建物形状から検討する

真四角総2階建の平凡なプランでは1階の日当たり(と言うより明るさ)はあまり期待できません。真四角総2階のプランと比べ多少コストはかかるかもしれませんが自由設計で建物外部の形状に変化を持たせ適宜窓ガラスを配置すればどの方向からも明るさは取りこむことができます。入隅出隅の多い建物は形状が複雑になればなるほど基礎の長さ、柱の本数、外壁の長さ、役物(建物外部の壁材の角の材料)の数量が増え、建築コストはかかります。ただしそこを安く済ませ快適な住空間まで犠牲にしているとすれば逆に勿体ない話です。仮に建物予算の坪単価が5万円UPしたとしてもその方がよっぽど快適な住居になる場合もあります。

 

④ 勾配天井や吹き抜けの採用を検討してみる

また、多少冷暖房費はかかるかもしれませんが勾配天井や吹き抜けを採用すれば光と風を取りこむことが容易となります。最近の住宅は断熱性が優れているため全室全館丸ごと一つの空間として考えることもできるため積極的に取り入れてほしいと思います。

 

 

 

 

22、展示場に戻って候補地を選んでみましょう。でも『まだ買ってはいけませんよ。』
3~4物件見た中でご夫婦がそれぞれ順位を付けてみます。1位の物件が一致しないこともありますがここで夫婦がお互いの意見を述べ、それぞれの考えや想いを全て出す事が大事です。その上でお互いに相手を尊重しながら候補地を一つ選んで頂きます。時間にして5分か10分の作業です。意外とこの作業は楽しい作業です。
ここで注意することは一点。『これだ!』と思う物件があったとしても、いきなり買付証明書はまだ相手方へ出さないということです。但し信頼できるパートナーに書いて預けておくのは可です。
せっかく候補地が決まったとしても建築のプロが見た場合、もしかするとあなたが考える理想の住宅がその土地に建築出来ないかもしれません。そのためまず先にその土地でプランが成り立つのかを確認することが大切です。案内してくれる不動産業者の担当者はあなたが理想とする家のプランは分かりません。そのことを一番理解しているのはやはり住宅会社の担当者です。不動産業者と住宅会社は似て非なるものです。ここはやはり住宅のプロに任せましょう。
また土地は2つと同じ物件は無いですから下記の検討をしている間に売れてしまったとしたら残念に思うかもしれません。その時はその物件は最初から『縁が無かった』『もともと無かった』と思えば良いのです。売れてしまっていた場合でも決して後悔する必要はありません。

また、土地購入の段階で住宅ローンをご利用の場合はこの段階で大まかな概算費用で結構ですので、住宅ローンの事前審査の申し込みをして下さい。建築会社によっては住宅ローンの事前審査書類を持ち歩いていることがほとんどですからご相談してみて下さい。通常なら申込書を金融機関に提出し2~3日で回答が出ます。そこで融資額に問題が無ければ今後の契約に向けて一歩前進することができます。また住宅ローンを利用して土地購入する場合には融資特約をつけますが、そうはいっても売主様からすればある程度確実に融資の承認が得られる方と契約することを望まれます。事前審査の承認を取得しておくことは土地の売買契約を締結する上でのマナーだと思って下さい。

 

 

 

 

23、候補地にお気に入りの建物が入るかプラン作成してみましょう
候補地が1つ決まりましたらあなたのお気に入りの建築会社に相談します。
従来の建物からの建替えなど、あなたがそこに住んでいた経験があればその土地及び建物の問題点(日照・通風・隣接地等からの視線・近隣からの騒音・臭気・振動等)や不安がはっきり分かるはずです。ですからその問題点を克服しつつ、理想とする住まい方を実現できるプランを作成すれば良いわけです。
しかし今回は土地から購入して住宅を建てるので、その土地の欠点がわからない場合が多いと思います。そこで信頼できる住宅会社(専門家)に相談し、あなたの夢や希望を取り入れつつ、第三者的に見た時の注意点やアドバイスを新居プランに盛り込んでもらい提案してもらうことが大事です。そのためにはプラン作成にあたり住宅会社の担当者(場合によっては設計担当者や水道業者、外構工事業者も含めて検討してもらう)に物件及び周辺環境をしっかり調査してもらう必要があります。

その上で必要となる建物本体工事、付帯工事、諸経費(概算見積もりで可)を全て見積もりしてもらうことです。もちろん設計GL(=グランドライン=その土地に建物を建てる際の基準となる地盤の高さ)に応じた造成工事、それに伴う盛土工事や削土工事、それに伴う土留め擁壁工事、水道引込工事、水道引き込み管が古い又は細い場合は引き込み替え工事、カーテン工事、照明器具工事、地盤調査結果に応じた基礎補強工事、外構工事(門、塀、カーポート、外部物置等)、の予算もしっかり見ておきましょう。

具体的なプランと見積もりが出てきます。夢(プラン)と現実(お金)が具体的になりますし、そこで一喜一憂することも多々あります。もしかしたら打ち合わせ後、意見の違いから夫婦喧嘩することもあるかもしれません。

しかし『土地選びからのマイホーム取得』プランの一番楽しいステップが実はこの段階だと思います。実際に紆余曲折しながら満足のできるプランができた喜びは何物にも代えがたい感動となることでしょう。もちろん地鎮祭から始まり上棟式を経て夢のマイホームが少しずつ出来あがっていく過程を見ることができるのも土地から購入しマイホームを建てる醍醐味です。将来計画当時のことを思い出す事があると思いますが、やはりこの段階の思い出が一番強く残っていると思います。いえ、ここははっきり言わせてもらいます。そうでなければいけないと思いますし、そのステップに真剣に向き合わなければ『マイホーム取得の成功』は得られないはずです。そして、ここが『私のアドバイスの最大の肝』でもあります。
ここで本当に満足できる建物プランを検討するからこそ、『この家が手に入るならこの土地を買おう』という土地選びの理由付けができるのです。これにより何十年経ってもこの土地に家を建てたことを後悔することはほぼ無くなります。

土地の条件だけで決めたわけでなく『土地』+『建物』+『諸経費』=『購入価格』の全ての条件を検討した上で、今目の前にある『この土地』を買う判断が迷うことなく出来るのです。
ちなみに建売の新築住宅を購入する・中古住宅を購入する・マンションを購入する方には決して味わうことができないのがこの段階でもあります。もちろんこれらの住宅がいけないわけではありません。それぞれメリットもあります。そしてこの場合は目の前の現物を見て納得して買うのですから良いも悪いも見たままです。目の前の物件を気に入るのか、気に入らないかの選択をするだけですから・・・。

 

 

 

24、『土地良し』『建物良し』『資金計画良し』+『ご両親の賛成も有』

   土地購入の準備は整いました
土地や建物の購入の際、いざ決めるとなると誰しも悩みますよね。

そんな時は迷うことなく相談できる親がいれば相談してみて下さい。

近くに相談できる親がいない場合『利害関係のない信頼できる人』に相談して頂いても構いません。

もちろん不動産業者に遠慮は必要ありません。親は誰しも子どもの幸せを願っています。まして不動産と言う大きなお買い物であれば愛する子どもの為に『どれどれ、ひとつ見てやるか!』となるのは当然です。親は少なくともあなたより人生経験が長く頼りになるはずです。一言二言は貴重なアドバイスも頂けるかもしれません。

もしかするとこの物件はやめた方がいいと反対意見も出るかもしれません。そもそも50~60点の土地を選んでいるのですからあなたが気付いているマイナス40~50点の部分を指摘されるはずです。

その反対意見が出た時にあなたがやはり納得できなければ購入をやめればいいのです。

逆に専門家のアドバイスを事前に受けており、親の反対意見にしっかり反論できればそれはそれです。
親の心配・反対意見に対し、あなたが検討段階で『この土地の欠点・親の反対意見の理由』を承知しており、それを踏まえその他様々な条件を検討した結果、この物件を購入しようとしていることが親に伝われば、親はそれ以上言うことは無いでしょう。
『それなら後は自分たちの責任で頑張りなさい』と言ってもらうことができれば、もう怖いものはありません。

 

 

 

 

25、購入申込書(買付証明書)の記入
これまで『じっくり』検討してきた土地を購入することを決心できたら購入申込書(買付証明書)を書きます。

購入金額や手付金の額、その他取引条件を確認の上記入します。

手付金とはその交付による契約締結後、売主買主双方とも契約を解除する場合、解除金の性格を持ちます(手付解除)。

要するに契約解除したい場合はできますが、手付金は放棄して頂きますので戻ってきません。

逆に売主が売るのをやめることもできますがその場合、支払った手付金は当然返金してもらい、なお且つ手付金同等額を頂きます。(いわゆる手付金の倍返し)
一般的に手付金は代金の10%が目安ですがお手持ちの自己資金の関係等により10%より少なくしたい場合は事前にご相談下さい。尚、手付金は決済時に代金の一部に充当致します。
価格交渉等、取引条件を交渉する場合はこの段階で行って下さい。

但し、気に入った物件を少しでもお得に買いたい気持ちは十分わかりますが、そこで価格交渉に時間を掛けたばかりに2番手の買主にあっさり奪われることは本当によくあります。

ここが通常のお買い物と違い『全く同じものが2つとない買い物』の特徴なのかもしれません。

先ほどご説明した地中埋設物に関する売主の責任についての記載もお忘れなく。

尚、申込書(買付証明書)を提出した以後に価格交渉及び売主に費用負担が生じる内容の交渉を追加するのはマナー違反だと思って下さい。

 

また、よくある買い付け証明書提出に関する認識の間違いなのでしょうか?

買付証明書を出してから検討ではありません。

買付証明書は『この条件で、この金額で、条件が整った場合は買います!』という書面です。

時々、住宅会社様の営業担当者様で『気に入ったのなら、ほかの人に取られないように買い付けを出して1~2週間(場合によっては1ヶ月近くも)商談中として止めておきましょう!』みたいな営業トークを聞きますが、それは不動産業界としてはアウトですね。どちらかというと住宅会社様のご都合でそのようなご認識を持たれている方を時々見受けられますが・・・そうではありません。

 

 

このような説明や認識で提出された買い付け証明書は私の経験上、ほとんどがキャンセルになります。

もし、そのように間違った認識でいらっしゃる方は、意識を改めていただきたく、本当にお願いいたします。

購入検討者(買付け証明書提出者)からお預かりした不動産仲介業者は、その買い付け書面を持って、売主の契約条件の合意の取り付けと最終的な物件再調査、役所の再確認調査、事務書類の作成を行います。その時点でいろいろな人が契約成立に向けて動くのです。そしてそのための作業期間として1~2週間必要なのです。

買い付けを提出した買主様がそこから検討できる期間ではありません。

あくまで買主様は購入前提でのご提出をお願いいたします。

住宅ローンの事前審査がまだ未提出の方は必ずこのタイミングでお願いいたします。

どんなに遅くとも、契約締結日の前には『住宅ローンの事前審査の通過』は取り付けてください。

 

仲介業者に希望条件を伝え、その返答を確認しながら記入します。

また売主も売りたい気持ちはありますが、あまりにも提示された条件が売主の希望条件と合わなければ申し込みを断る権利を持っています。

売主や売主側業者の考える条件にあまりにも合わない買い付けの場合、相手方を怒らせてしまい『あなたには売らない』となってしまう可能性もあります。

条件を検討する際、あなたが売主の立場になった場合を想像していただくと理解がしやすいと思います。

もちろん交渉も大事ですが取引を気持ちよく行えるように振る舞うことも同時に求められます。

その点はご承知おき下さい。


また先にも触れましたが購入申込書(買付証明書)は売主様へ『この土地買います』という明確な意思表示です。

民法の規定では書面でなくても口頭で『あなたから買います』と言い相手方(売主)が『あなたに売ります』と言えば契約成立です。書面が無くても良いのです。
但し不動産の売買取引においては慣例的に購入申込書(買付証明書)を書いて相手方に送付することで意志表示するのが一般的です。これはFAXやメールでも構いません。意志表示の日時が大事です。最近では認め印が無くても署名で大丈夫です。
余談かもしれませんが何故口頭でなく書面で送るのかと言えばほぼ同時に同条件(価格や取引条件)が同じ買い手が複数あった場合、先着順となることが一般的だからです。

また複数の申し込みがほぼ同時にあった場合、後から申し込みする人が先に申し込みした人より売主にとって良い条件(売主が提示している正規の価格又は先の申込者より上乗せして高く買っても良いと意思表示した場合など)で購入したいと言えば、売主とすれば後から申し込みしてくれた人と契約したいと思うかもしれません。

そうならない為にも価格交渉は慎重に相手を見極めながら尚且つ早めに書くことをお薦めします。

 

購入申込書を送付し相手方(売主又は売主側の仲介業者)から『申込書の受領』及び『申込内容の了承』が得られれば一安心です。次は重要事項説明を経て土地契約です。

 

 

 

 

26、土地の重要事項説明書の交付
お申し込みを頂きますと売主側不動産業者は重要事項説明書の作成をします。通常であれば調査に2~3日、書類作成に1~2日、売主様への確認に1日、最低4~7日あれば準備できます。
また他の業務との兼ね合いや売主側業者の都合や売主様自身のスケジュールも考慮する為、概ね1~2週間程度お時間を頂く場合が多いです。
重要事項説明書は宅地建物取引士にてご説明させていただきます。お時間は1時間程度要します。説明後、ご署名と捺印をお願い致します。その後、売買契約となります。

 

 

 

 

27、土地売買契約締結

 重要事項説明にて物件を説明させていただき、また併せて契約内容の確認ができましたらいよいよ売主様と売買契約を締結頂きます。1時間程度を要します。

持ち物としては

① 現金(金額はお打ち合わせによる)

印紙代は売買代金1000万以上の場合1万円、手付金50~100万程度)

② 印鑑(実印でも認印でも可)、※買主の印鑑証明書は不要です。

③ 本人確認書類(免許証等)の3点をご用意ください。

重要事項説明が終了後、そのままの流れで契約する場合と、日時・場所を改めて設定し契約する場合があります。契約締結は売主買主双方の予定を確認しながら行いますので相手方の都合も考慮しなければなりません。このことは決済(土地の残金支払い及び引き渡し)の日程を決める際にも同じです。

契約内容の確認と約款の読み合わせを行い、問題が無ければご署名、ご捺印、手付金授受となります。

最後にご本人確認書類(運転免許証等)のコピーを頂きます。

これで契約は無事完了です。住宅会社様と打ち合わせした住宅ローンの本申し込みを速やかに行って下さい。融資特約(万が一融資の一部、又は全部が不承認の場合、特約期限内であれば売買契約を白紙解除できる約条)は通常売買契約から一ヶ月間程度ですので気をつけましょう。本申し込みを受けた金融機関も本申し込みから承認まで2~3週間程度要する場合がありますので早めに本申し込みをお願い致します。融資特約期限(契約から1ヶ月程度)を経過後に融資不承認による解除を行う場合、既に白紙解除はできませんので違約金(手付金相当額または代金の20%程度で契約時に設定)による解除となります。ご注意ください。

 

 

 

28、土地代金等の決済(=土地のお引き渡し)
契約条件に従って売主様は引き渡しに向けて必要な手続きを開始します。
売主は既存の建物解体工事、境界確定作業、抵当権等の解除手続きの準備、物件を第三者に賃貸している場合は立ち退き手続きなどを行います。
買主のあなたは基本的に予定期日に代金が支払える準備さえしておけば問題ありません。
但し購入予定の土地の地目が農地(田、畑)の場合は農地転用の手続きを行ってください。
決済時には何百万、何千万と言うお金が動きますので通常は金融機関が営業している日時に行います。売主、買主双方とも平日の日中勤務の場合、事前に休暇の取得をお願いします。また、仲介業者は引き渡し条件の作業の進捗を確認しながら決済日時及び場所の設定を行います。ほとんどの場合、決済日の1~2週間前に正式決定します。もちろん売主、買主、仲介業者、司法書士、金融機関等の都合を確認しながら決定します。

決済当日は司法書士が立会いの下、売主・買主・仲介業者が集まり決済の手続きを行います。司法書士に『売買物件の権利書』の確認をしていただき、所有権移転登記申請書類に買主(登記権利者)売主(登記義務者)双方署名捺印をし、それと引き換えに売買代金(残金+固定資産税等の精算金等)を支払います。一般的には金融機関で行いますのでその場で振込み手続きを行います。併せて仲介手数料、所有権移転費用もお支払い頂きます。
全ての手続きに1時間程度を要します。振込手続きが完了しましたら終了です。
解散後司法書士は登記所に所有権移転申請を行います。概ね1週間前後で所有権移転登記が完了です。司法書士より登記申請書及び完了証明書、登記識別情報(いわゆる権利書ですがコンピュータ化に伴い名称が変更)が書留で郵送されます。大切に保管して下さい。
これで土地の購入は完了です。
いよいよ『夢のマイホーム』の着工が可能となります。

 

 

 

29、終わりに
見付太郎『という事で、今回のセミナーは以上です。本当にお疲れさまです。最後はだいぶ駆け足になってしまいました。申し訳ありません。お話を聞いていただいていかがでしたか?』
僕『いや~、すごく為になりました!なんか本当に土地購入をしてしまったような気分です。』
夢見子『私も同じです!今日教えて頂いた手順や考え方で進めることができれば、安心してマイホームを手に入れることができそうです!』
見付太郎『そう言っていただければ幸いです。

この土地セミナーはこれから良地様が実際に行うマイホーム取得の為のステップを一度、疑似体験していただくことを目的に構成しています。

大変かもしれませんが一緒に頑張りましょう。私も精一杯お手伝いさせていただきます!


僕『先ずは住宅会社選びからですね。どこかお勧めの住宅会社はありますか?』
見付太郎『もちろん、お勧めしたい住宅会社が有ります!○○○○ハウスですけど、
宜しければ来週末、私も一緒に展示場に行きましょうか?』
僕『本当ですか?是非お願いいたします。』
見付太郎『分かりました。とても親切・丁寧で良い担当者様がいますので、是非ご紹介させてください。彼の来週末の予定を確認しておきますね。』
夢見子『楽しみにしています!よろしくお願いいたします!』

 

以上で今回のセミナーは終り

 

 

お問い合わせ | 静岡県西部地域の不動産なら株式会社木内不動産 (kiuchi-fudousan.com)

 

 

ちなみにヘーベルハウスをご検討以外のお客様でも、もちろん大歓迎です!

お客様『もう、我が家の場合、家は○○ハウスや○○ホーム、地元の○○工務店でやりたいと思っているんですが・・・』ってのもアリです!全然大丈夫ですから心配しないでください。

そのような状態でしたら、宜しければお問い合わせ時にその旨ご記入いただけると幸いです。

お客様が選ばれる住宅会社に関し、無理やりの誘導や営業は一切致しません。

その点はお約束致します!

但し、一回ぐらいはご意向確認の意味で、軽く聞いてしまうかもしれませんが・・・。

 

あっ、もちろんマイホームとして『ヘーベルハウス』をご検討してみたい方、大歓迎です!

アパート・マンション経営にご興味のある地主様で『ヘーベルメゾン』に興味ある方も大歓迎です。

静岡県内でしたら私が対応させていただきますが、静岡県外のお客様でしたらお住いの近くのACE担当者、旭化成ホームズ担当者を責任もってご紹介させていただきます。

対応可能エリアは下記をご確認下さい。

 

山梨・神奈川・東京・千葉・茨城・埼玉・栃木・群馬・愛知・岐阜・三重・滋賀・奈良・京都

・大阪・和歌山・兵庫・岡山・広島・福岡

 

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株式会社木内不動産のご紹介

 

経営理念 人情』

・人との和を大切にします
・活きた情報を迅速に発信します

 

設立:平成20年11月11日

【会社概要】
名称:株式会社木内不動産 設立:平成20年11月11日 資本金:三百万円
代表者:代表取締役 木内隆之 所在地:静岡県磐田市見付229番地1
加盟団体:公益社団法人全日本不動産協会・公益社団法人不動産保証協会
旭化成ホームズ不動産情報ネットワーク会員


代表取締役 木内隆之の紹介
住所:静岡県磐田市(竜洋地区掛塚)
家族:妻と子2人の4人家族
誕生日:昭和45年4月11日生まれ 年齢:52歳 (令和4年5月17日時点)
出身:静岡市清水区(清水飯田小・清水飯田中)

学歴:静岡県立庵原高校、国学院大学経済学部卒。

 

 

職歴:建築業界(主に注文住宅営業)通算14年以上
1993年4月~2002年7月
株式会社大成住宅にて勤務 戸建て住宅の建替え及び新築(注文住宅)の営業に従事

 


2002年8月~2008年9月
遠州鉄道株式会社不動産事業本部 住宅事業部注文住宅課(通称:遠鉄ホーム)にて勤務

戸建て住宅の建替え及び自社仕入れ建築条件付き土地での注文住宅営業

既存住宅(自社・他社含む)リフォーム営業従事 


不動産業界通算13年 2008年11月~株式会社木内不動産を独立開業し現在に至る
現在の仕事:一般の不動産仲介業と不動産コンサルティング業に取り組んでいます。

特に旭化成ホームズ『ヘーベルハウス』をご検討のお客様へ『土地の選び方セミナー』実施
令和4年2月末時点で累計147件の成約実績

 

 

 

 

 

ここから先は土地セミとは全く関係ありません。木内隆之の完璧に個人的なブログです。

ご興味のある方は、是非どうぞ!

 

私の人生にとって大切な思い出の数々を少しだけ

 

大好きなスポーツ:サッカー

 

サッカーとの出会いが私の人生そのもの。

サッカーだけが幼少期の私の心の拠り所。

サッカーにかける想いの上に常に私の人生は成り立っています。

でも、そんな私はサッカーが下手くそです。

 

小学校4年から地元のスポーツ少年団の『飯田ファイターズ』に入りました。

 時代は正に清水のサッカー界の黄金期です。

Jリーグ創成期の清水エスパルスの中心メンバー

長谷川健太さん、大榎克己さん、堀池巧さんなど、『清水三羽ガラス』といわれたメンバー

を擁する『清水東高』の偉大な活躍をTVでみて、

あの当時の清水のサッカー少年は誰もが夢を持っていました。

私はといえば当時憧れていた『清水FC』には推薦してもらえませんでしたので、

それほど上手くはありません。ただ蹴って走るのみのサッカー。

でもスピードと得点感覚はそこそこありました。

 

小学校5年頃、『キャプテン翼』が始まり、一気にサッカー人気に火が付きましたね。

サッカー少年の誰もが大空翼くん、岬太郎くんとかに憧れていました。

私はどちらかといえば日向小次郎タイプ。

ですが何故か分かりませんが小学校5年時にはチームメイトから

『木内、キーパーやれ!」って押し付けられて。

5~6年生時はゴールキーパーをやってました。まさに若林源三のように!

試合で相手にゴールされるとチームメートからは

『木内!横っ飛びしろよ~!」ってからかわれていました。でも楽しかったですね。

 

清水飯田中学の部活もサッカー部。

中学の先輩には後に昭和61年第64回選手権で『清商』が初の全国制覇したとき、

国立の舞台にも立った山下さん(清商背番号6)がキャプテンでした。

山下さんは幼少時のケガで身体にハンディがありましたが、そんなのは一切関係なく、

めちゃくちゃサッカーが上手く、そして優しく、チーム想いで、とても明るい人でした。

山下さんが卒業後、35年以上直接お会いしたことはありませんが、

私にとってはスーパースターです。本当に大好きな先輩でした。

『清商の全国制覇』の瞬間、ぐちゃぐちゃになった国立のピッチでチームの仲間と一緒にガッツポーズしている山下先輩は本当にカッコよかったです!

この方も私にとっては人生の心の支えになっている偉大な人です。

・・・因みに清商背番号5 高橋先輩!この方も清水飯田中の私の一個上の先輩!

当時、試合が終わった後の高橋先輩のマッサージ係は私でした( ´∀` )

ふくらはぎ~太もも、腰まで・・・・。

当時は面倒くさかったけど今となればいい思い出です。

ふくらはぎはマジで硬くて太かったです。ちょっとでも手を抜くとすぐ怒られます!

でもサッカー上手いし、面白いし、優しいから許してました。

高橋先輩は清水飯田中の至宝!

卒業後、進学先の清商では1年生ながらしっかり『清商の初優勝』に貢献されていました。

流石です!

母校の清水飯田中、今思い返すとなかかなのスターを輩出してます。

 

でも私の母校の清水飯田中・・・当時は正にビーバップハイスクール状態でした。

懐かしいですが当時はマジで怖かった~

 

 

高校の母校:県立庵原高校です。

当時、サッカー部の顧問でもあり、奥村先生や服部康雄先生には本当にお世話になりました。

服部先生は静岡県のサッカーの超名門校『藤枝東高校サッカー部』の出身。

服部先生自身も選手権で国立を経験してますが、よく自慢話を・・・いや失礼。

貴重な体験談+経験談を教えていただきました。

サッカーの時はもちろん厳しく、でも『愛と情熱』がありました。

基本的には面白く、オチャメで素敵な先生でした。

今思えば正直、私の『人生のベクトル』を決定付けてくれた人です。

大人になって何度か庵原高校の同窓会でもお会いさせて頂きましたが、

基本的には昔と変わっていません。本当に面白い先生です。

今の役職、肩書は大変素晴らしく、静岡県大会の優勝チームの表彰式にも登場します。

私は改めてご挨拶に伺うことはありませんが、毎年エコパのメインスタンドの遠くから、

当時のことを懐かしく思い出しながら先生の姿を拝見してます。

『俺の担任の先生、かっこいいな~』って思いながら。

でも、私にとっては服部先生はいつまで経っても『恩師の服部先生』です。

 

サッカーだけは高校3年生の夏の総体までやり続けました。

2年生の時、お試しでAチームに入れていただきましたが、本当にうれしくて頑張りすぎました。

で、空回りのプレーの結果、相手ディフェンダーのスライディングタックルを交わせず、膝の骨折をやってしまいました。

それ以降、私の持ち味の縦に早いドリブルは使い物にならなくなりました。

(実際はトラップ時、フェイントを入れながらライン際を蹴って走るだけですが( ´∀` )・・・

自称『突破するドリブル』が怖くて。もう無理だなって自分で悟ってました。

3年時の高校総体が終わった後、最後の選手権まで続けるか?引退するか?

の面接が部員一人一人ありました。

服部先生は『木内は大学を目指せ!=サッカーは諦めろ!』

この一言で私のサッカー人生は終わりました。

分かってはいても『とても悔しかった』です。

でも今では感謝しかありません。

もちろん恨んでもいません。本当にありがとうございました。

 

無理なら無理ってはっきり言ってくれた方が良いこともありますからね。

これは人生のだいぶ時間が経つと分かります。

 

母校の静岡県立庵原高校は清水商業高校と統合され現在は『清水桜が丘高校』になりました。

高校サッカーの世界では清水商業(通称:清商)は超伝統校。

サッカー好きにとっては超有名です。何十人もプロ選手を輩出してきましたから。

統合とはいえ、母校は母校です。私も誇りに思っています。

もちろん清水桜が丘高校をこれからも応援しています!

 

でも、当時の清商、マジで強かったですね!

草薙競技場での清商の大応援団が奏でる『清商サンバ』の迫力は凄まじかったです!

清商吹奏楽部のオリジナル応援曲だと思いますが、清水のサッカー少年にとっては、

いえ、静岡市民(特に旧清水市民)の誰もが心揺さぶられる名曲だと思います!

統合以降は曲名が『清桜サンバ』・・・(セイオウサンバと読みます)

清水桜が丘高校が準決勝・決勝に進めば必ずエコパの応援スタンドで生演奏が聴けます。

サッカーに詳しくない人も是非エコパに足を運んで聞いてほしいです!感動間違いなし!

 

 

 


心掛けていること:『あきない=笑売』『商売はあきないという…』

仙台四郎さんの心得。笑顔を大切に!

でも、このことを一番最初に気が付かせてくれたのは遠鉄の当時部長の広瀬さん。

社内で声をかけてくださるときは余計なことは一切なく、とにかく『木内!笑顔!』が定番でした。

事務所のデスクワーク中、エレベーターで乗り合わせた時も、トイレでたまたま隣になった時も。

本当に毎回、これしか言わないんです。

在職中及び退職後の数年間、頂いた年賀状には毎年、直筆のひと際デカい文字で『笑顔!』

私、きっといつも『ムスっと』してたんでしょうね。

確かにこれは昔から私の欠点です。油断するとすぐにヤンチャな自分が表に顔を出すんです。

でも、この声かけは本当に有難かったです。


愛読書:『夢をかなえるゾウ』『ガネーシャと貧乏神』『ブラックガネーシャの教え』他・・・

著者は水野敬也さん。

ご興味のある方は是非。おすすめです。

 


休日:気が向けば『川崎ニュータンタンメン』を自作し家族と食べている。

我が家の家族には大好評。

30年前にJR南武線久地駅の近くにあった町中華のちっちゃなお店『ニュー芳蘭』

ここの『ニュータンタンメン』が私にとっての全て。

一見怖面ですが本当はメチャクチャ優しい大将と、口は悪いが人情味深い女将さんが作る

『チャーシュータンタン』が私にとっては青春の味。

大学卒業後、仕事で浜松に来ましたが時々無性に食べたくなり、3~4年間は仕事の休日に高速飛ばして川崎まで通ってました。大将が若くして亡くなり、閉店が残念すぎました。

 


趣味:高校サッカー観戦

もちろん仕事の合間に毎年エコパの準決勝戦・決勝戦も行きます!
休日はTVやYouTubeでも。

特に『静岡学園』のサッカースタイルは大好きです!

『VIVA!SHIZUGAKU』私にとっては最高です!

 

Jリーグ観戦も少しだけ

もちろん現在の地元は磐田市ですから『ジュビロ磐田』を応援してます!

当社事務所にはサックスブルーの『ジュビロ磐田』のユニフォームが飾ってあります!

今年高卒ルーキーの古川陽介選手、期待しかありません!

 

でも、あまり大きな声では言えないのですが

生まれ故郷の清水のチーム『清水エスパルス』も同じぐらい応援してます!

自宅にはしっかり清水エスパルスのユニフォームやタオルマフラー、

真っオレンジの防寒ジャケット+パンツ(雨具兼用)、しっかり持ってます。

IAIスタジアム以外では人前では着れませんが・・・

これはマジで極秘なんですが当社のイメージカラーは『オレンジ色』

・・・でも小心者なので文字は『紺色と水色』( ´∀` )

気分が落ちた時はエスパルスのサンバの応援チャント動画見て元気もらってます。

川谷凪選手、応援してます!

 

更に純粋に『川崎フロンターレ』も大好きなんです!

フロンターレのサッカー、面白いですよね~!

ここは贔屓目ですが静学OBの大島選手、長谷川選手、田辺選手、

高校生の時代から応援してます!もちろんセルティックの旗手選手も応援してます。

他のチームにもまだまだ。きりがないので止めておきます。

   

 

おまけ:ここまでの長文、最後まで読んでいただいた方へ!

本当にありがとうございます。

折角ここまでお付き合いいただきましたので、最後に私の人生で最も思い出深い、

学生時代~現在までの『夢や希望』『お金』や『人とのご縁』『失敗』

『そして手に入れた物・学んだ事』にまつわるエピソードをほんの少しランダムにお話します。

乱筆乱文をお許しください。

 

私、高校卒業時、『現役での大学入試に失敗』し浪人を経験しました。

当時、私の実家は貧乏でしたので大学入試は本当に一つだけ受験しました。

憧れていたのは何故か分かりませんが『明治大学の商学部』。

正直、私の実力では高望みしすぎだったと思います。

今考えても、というより、あの時でさえ受験に失敗することは最初から分かっていました。

高校の先生にも『絶対無理だ!』って言われてましたから。

要するに『明治大学商学部に合格するための準備が整っていなかった。』

何が一番足りなかったのか?・・・学力です。

 

当時は若く、分からなかった。

でも、ダメでもいいからチャレンジしたかった!

失敗してもいい。

やらずに後悔はしたくなかったんです。

昔から私はこんな性格なんです。

 

因みに、そのころから親のお金を当てにしたことはありません。

私の実家はリアルな貧乏だったんです。

子供ながらにそれは感じていました。

ですから大学受験料+上京費はでアルバイトして貯金したお金で受験しました。

きっかけは当時あった通販の英語教材『SIM』を購入して英語力を補強したかった。

私は英語の長文読解がとにかく苦手でしたが『速読のコツ・和訳する能力(コツ)』が身につくという特徴の教材でした。趣旨は全く異なりますが最近でいうとスピードラーニングみたいな感じの教材です。

この広告を何かで見て知り、私はどうしてもやりたくなりました。費用は10万ぐらい。

母親に相談し、アルバイトを決断。母親の伝手で近所の知り合いのお寿司屋さんを紹介してもらいました。

そのころからお金に関しては事前に計画をしっかり検討していたんだな~って、

今振り返ると我ながら感心します。

 

バイトは2年間、清水市蜂ヶ谷にあるお寿司屋『寿司元』。

大将、女将さん、当時は大変お世話になりました。

マグロは八洲水産から仕入れてましたが本当に美味しかったですね。

今でも賄い食で巻いてくれたネギトロ巻の味は忘れられません。

 

高校卒業後、とりあえず上京することは高校2年の時には決めてました。

大学に受かろうが落ちようが上京することだけは親にも宣言してました。

見事に大学受験には失敗しましたので、とりあえずは予備校に通うことになりました。

かろうじて上京資金だけは高校生のうちにバイト代で何とか工面しましたが、

それでも基本的にお金は無いので働きながらです。

 

高校3年生の夏には親には内緒で読売新聞社が運営している、

読売育英奨学会に申し込みしておき、卒業後、予定通りお世話になりました。

新聞配達の仕事は『50ccのカブ』が必須。

バイクの免許が必要なのです。とりあえずは原付免許だけあれば十分でしたが

私は高校1年生ぐらいの時から『お金を貯めてカワサキGPZ400Rに乗りたい!』という夢がありました。

新車で買うと当時車両本体約60万円ぐらい。中古車であれば走行距離5000kmぐらいで約50万円ぐらい。

当時は消費税なんて税金はありませんでしたが、それでもその他の諸費用、保険料等で別途10万ぐらい。

 

高校在学中の3年生2学期に10日間ぐらい学校を休んで、

何故か茨城県内の友部自動車学校で自動二輪車の合宿で免許を取りに行きました。

大学受験雑誌に合宿免許の広告が載っていたと思います。

費用はもちろんアルバイトで貯金した自分のお金で。

茨城なら遠いし、高校にバレないだろうと思ったんでしょう。

母親に「学校には風邪をひいて寝込んでいると言っといて~」って言って。

数日後、合宿での路上教習中に学校アナウンスで事務所に呼び出され、

教習所の女性の事務員さん『高校の先生から電話が入ってます・・・』

私『まじか~、バレた~』何をしゃべったか覚えてませんが、

とにかく一生懸命、電話で事情を説明しました。

後で母親に聞いたら最初の1~2日は嘘をついたけど、

流石に3日目ぐらいになると嘘もつけなかったとのこと。

不審に思った先生が心配して自宅に電話かけてきて下さりました。

担任教師『隆之君に電話代わってくれます?』

母『実は風邪で寝込んでるのは嘘です・・・実は・・・』

 

本来の話、当時、静岡県立庵原高校の校則ではバイクの免許取得は禁止されていたと思います。

一応、話の内容を理解してくれた担任の先生の機転のおかげで退学や停学は回避できました。

但し、条件は3つ。

①取得したバイクの免許証は担任の先生に卒業まで預けること。

②他の生徒や学校関係者に口外しないこと。

③卒業するまでバイクは乗らないこと。

以上の3つ。それはしっかり守りました。

 

高校卒業後、予定通り上京しました。上京って言っても実際は神奈川県川崎市。

厳密にいえば上京一歩手前。

配属は川崎市宮前区管生にあった『読売新聞蔵敷専売所』。

この販売店は川崎市の蔵敷・久地・百合丘や横浜周辺に数店舗あり、

主に読売新聞を取り扱っていた新聞店です。

 

自分で言うのもなんなんですが、私は基本的には真面目ですが、

親元を離れてから2~3年間だけ、

いわゆる『予備校生デビュー~大学生デビュー』 の時期がありました。

見た目も茶髪でチャラい感じ。田舎者ですから私服はダサい。

通っていた『たまプラーザ』駅前の美容院のお姉さんからも、

『木内君、似合わないから茶髪止めな~』って言われてました。

でも就職活動直前までは茶髪でした。

やっぱり清水の田舎者ですから少々『ヤンチャ』にも憧れました。

髪のカット中・・・

美容院のお姉さん「最近どうなの・・・勉強してる~?」

私『全然してない。眠くてだるいし。マジで受験止めちゃお~かな。」

お姉さん「え~、頑張ってんだから勿体ないよ~。最近すぐ近くに国学院大学の新キャンパスも出来たよ~。」

私『国学院大学?なにそれ。どんな学校?」

お姉さん「詳しくは私も知らないけど近くていいじゃん。」

私「ふ~ん、そうなんだ。近いなら帰りに見てこっかな~」

 

これが国学院大学を受験するきっかけ。

 

新聞配達の50㏄のカブでは物足りなかったので、

高校生の時から憧れていた『カワサキGPZ400R』の中古車を分割払いで買いました。

更に中古ガレージショップで見つけた『サンセイレーシングの直管マフラー』

を装着し爆音で乗り回してました。

騒音規制は既に有りましたので、私が見つけたこのマフラー、

直管タイプですからサイレンサーは無く、完全に違法マフラーに該当。

フィニッシャーのところに固定用のボルト穴が有り、バッフルが簡単に装脱着できるタイプ。

これ、50~60代ぐらいの当時バイク好きだった方ですと、

分かる人には分かると思うのですが・・・

エンジンを2~3速で引っ張ったときの高回転の爆音!マジで最高の音でした!

特にR246ですと首都高の高架で音が響くんです。

分かりやすく言うとフェラーリやランボが低速ギアで引っ張った感じの超高音。

最高でした!

 

当時マンガコミック『あいつとララバイ』の主人公、菱木研二くんに憧れていました。

時間があれば川崎や横浜、湘南、東京都内を走り回っていました。

気分はまさに『ストリートレーサー!』

当時から川崎や横浜、湘南、東京都内はバイクで走っていると私の爆音につられて、

勝負を仕掛けてくる高校生や大学生のバイク乗りがたくさんいました。

ですから毎日どこかで自然とストリートレースが始まっちゃうんです。

本当に毎日面白かった。

おかげで交通機動隊の白バイには何度もお世話になりました。

生死にかかわる交通事故も・・・

もう二度とあのような無謀な運転はしたくありません。

その時の経験を活かし、今の私はとても安全運転を心がけています。

 

が、しかし、当時は若いから無茶苦茶でした。

新聞屋さんって私の学生仲間の真面目な奨学生も10人弱居りましたが、

同時に専業の従業員さんはヤンチャな兄貴・ヤンチャなオジサンも同居してまして。

若干ですが裏社会的な匂い?や影?の有る人たちも多かった気がします。

でも皆さん本当に優しくていい人ばかりでした。

『バイクいじり』も基本的には新聞店のヤンチャな兄貴が教えて手伝ってくれました。

工具は新聞店に全部そろっていましたから・・・

私「兄貴!集合管、買っちゃいました!」

ヤンチャな兄貴「マジか!よっしゃ!手伝ってやる!ガスケット買ってこい!」

マフラー交換作業は1~2時間で完了。

ヤンチャな兄貴「エンジンかけてみな!」

私「OK!」

鍵を回し、セルでキュルキュル・・・

ボッボッボッボッボッボッ・・・アクセル回すとぶお~ん×10倍の音量!

ヤンチャな兄貴「何じゃ、これ!・・・・隆ちゃん!マジでマブイ音じゃん!ちょっと行ってくるわ・・・・」

ヤンチャな兄貴はノーヘルのまま、美しい爆音を轟かせて消えていきました。

多分1km以上先まで走って行ったと思いますが・・・・どこら辺を走っているのかがハッキリわかるぐらい・・・

私「やべ~、とんでもないマフラー買っちゃった・・・・」

 

でもあの瞬間のドキドキ・ワクワクと爆音のトキメキは今でも忘れられません。

 

新聞店の石井社長や奥様は呆れていたかもしれませんが、

でも見捨てることなく5年間見守って下さりました。

本当に感謝しかありません。

 

また、当時は土曜日の深夜、フジTVで『F1グランプリ』の中継やってましたね。

これも今となればバブル期の象徴。

ジュリアナ東京には私はご縁がありませんでしたが、

F1は毎週、どんなに眠くても観てました。

放送日は一睡も寝ずに新聞配達です。

仕方ありません。当時はビデオがありませんでしたから・・・

でも間もなくすぐにビデオは買った気がします。

私の爆音好きはおそらくF1の影響です。

マクラーレンホンダのアイルトンセナの超攻撃的な走りが大好きでした。

それ以来、私の愛車は何十年もホンダ車です。

『高い・安い』は別です!

『カッコいい・かっこ悪い』も抜きとして!

何でもいいけどフロントグリルの『H』マークが貼付けてあるホンダ車に乗っていると、

私にとっての青春時代=バブル時代を感じます。

『その当時は若くて貧乏だけど、夢に向かって元気に頑張っていた自分』を思い出させてくれます。

これは私個人の勝手な想いですから、きっと私は死ぬまでホンダ車を買います。

そして心の中でアイルトンセナを想うのです。

『たくさんの感動をありがとう』って。

 

 

予備校は代々木ゼミナール『通称:代ゼミ』。当時から有名でした。

私は原宿校を選びました。やっぱり田舎者なんですよね~。

当時の原宿は竹の子族とかもいたのかな~。

詳細は忘れましたが原宿とか渋谷に憧れていました。

当時はみんなDCブランドに憧れてました。

お金は無いけど頑張ってアルバイトでお金貯めて。

パッゾ、ミチコロンドン・ジュンココシノ・メンズビギ

・メンズメルローズ・パーソンズとか。他にもまだまだ・・・

よくメンズノンノとかの雑誌見ては渋谷の丸井、原宿のフォルテとかをぶらぶら。

憧れてました。実際には高価な服や靴は何一つ買えませんでしたが・・・

買ったところで着こなすセンスも、着ていく場所もありませんから、

自分には『無駄だな』と思っていました。

 

ですが『VANSON TJV の革ジャン』は今もタンスの中に大切に保管してあります。

いつの日か、余裕ができたらそれを着て今度はヤマハのバイクに乗ろうと思います。

 

余談ですが

今の仕事ではヤマハ発動機のお客様は本当に神様!

この御恩は死ぬまでに少しでも返さないとバチが当たります!

SR生産終了って聞きました。SR買っておこうかな?

でも今は息子の大学でお金がかかるので、今は無理です。

息子が社会人になったときは是非!中古車でもいいので・・・・

 

 

話を学生時代に戻します。

新聞配達の仕事をしながら大学卒業するのは大変でしたが、良い経験でした。

メリットは大学の入学金・授業料・寮費+食事費、すべて奨学金の制度で賄えます。

要するに新聞配達の仕事をすることで自力で学校に通えます。卒業すれば返済金も一切なし。

家庭の事情で大学進学をあきらめなくても良いのです。探せば方法はいくらでもあります。

お給料も月10万~15万あります。自由に使えます。

因みに新聞拡張の仕事はアルバイト的にやらせていただきました。

厳密にいうと奨学会とは関係ない部分だと思います。

当時ですが新規契約1年契約で4000円の手当。6か月の契約なら2500円ぐらいが成約報酬の手当。

手当だけでも結構な金額になりました。

自分のエリアのお客様が他社の新聞に切り替えられないように、継続契約も抜かりなく。

この経験が私の営業力の原点です。

 

デメリットは常に眠いし、疲れている→学校にいきたくなくなる・・・

自分に勝てるかどうかです。

 

冬の冷たい雨の日、雪の日が特に堪えます。

川崎の北部って丘陵地帯だからか分かりませんが、当時は年に数回積もったんです!

温暖化の今は積もるのでしょうか?

通常は早朝2時50分起床、寝坊は出来ません。

そもそも3時過ぎたら店から『起きたか~』ってモーニングコールが入ります。

3時に出勤、チラシ折込して300件ぐらい。

隣の酒屋の自販機で缶コーヒーとタバコで一服し、3時半に一斉に配達出発です。

バイクには読売新聞+日経新聞+報知新聞+読売英字新聞+時々マニアックな釣り新聞も積み込みます。

意外と新聞の種類って多いんですよね。知りませんでした。

しかも当時はチラシが半端なく多かったので、一部の新聞+チラシが重いんです。

インターネットが普及していない時代ですから広告もすべて紙。

因みに、当時はまだ不動産に興味はありませんでしたが所謂『原野商法』のチラシは良く見ました。

後から知って、あれか~って思いました。

 

そんな私が決まって見るチラシは『ディスカウントショップ ダイクマ』のブランド品の広告チラシ。

あの当時、ディスカウントストアーのチラシって見ているだけでワクワクしました。

欲しい物がその紙一枚に全部載っていました。

おかげ様でダイクマで『ダンヒルのライター』、『ダンヒルの腕時計』とかを購入しました。

時計は20万ぐらいしましたがキャッシュでポンって買いました。

奨学金もらって大学通っている学生の分際で・・・

とても大学生が持つような代物ではないと、今考えれば思うのですが、

あの頃の日本経済はバブルですから、世の中少し『おかしかった』かもしれません。

私の場合は完全に新聞店のヤンチャな先輩の影響ですね。

週末は六本木の『ケントス』とかにも何回も連れて行ってもらいました。

そこでオールディーズの音楽にも興味を持ちました。でも全然詳しくはありませんよ・・・

歌手名や曲名を言われても分かりません。そもそも覚える気もないので・・・

爆音の生演奏のステージ+フロアーのお客さんが演奏に合わせて思い思いのダンス。

私は踊るほどの勇気もないので、観て聞くだけで十分に楽しめました。

これも『バブル時代の日本』の私の楽しかった思い出の一つです。

 

話が少し逸れました。

新聞配達の話に戻します。

イメージ的には今どきのお正月の新聞折り込みぐらいの感じが毎日なんです。

配達先の住宅は一戸建てとマンション+団地が半分づつぐらいだったでしょうか。

川崎北部市場の場内を配って、清水台団地は5階建。

全て縦階段で朝刊は玄関ポストまで配達ですから

大変でしたが高校までのサッカー経験で鍛えた足腰と体力が活きてましたね。

そこから犬蔵周辺のマンションへ。

 

冬の雨の日もきついんですが、雪の日は10回以上バイク、転倒しました。

一応チェーンは前日の夕方に巻きますが、2輪車は厳しいですね。

前かごには重い新聞が入ってますから、そもそもハンドルが安定しません。

油断した瞬間に前輪が滑って転倒します。

ビショビショ&ボロボロの新聞を申し訳ないと思いながらポストに投げ入れてました。

良心は傷みましたが、ほぼ全部の新聞が雪にまみれてビショビショですから、

傷もなく濡れていない新聞に交換なんて無理なんです。

本当に申し訳ない気持ちでした。

でも、そんな日の夕刊時、『今日は大変だったね、ありがとう』って

やさしく声かけて下さるお客様がいるんです。

その点を怒られたことや咎められたことは一度も記憶にありません。

今、当時のことを思い出すと涙が出ます。

本当に感謝しかありません。

 

こんな感じで超有名予備校時代の1年間+私立大学時代4年間、

新聞配達の奨学金+アルバイト代を頂きながら学生してました。

多いときですと月に30万~40万の収入もあったかもしれません。

当時、親の仕送りは一切なし。

 

高校卒業後、親にもらったお金は結婚式のお祝いで頂いた10万円。

もちろんありがたかったです。10万円の価値の重みを知っていますから。

その後は子供ができて帰省した時の食事代や子供のお年玉ぐらいでしょうか。

ですが明治大学商学部の受験に落ちたところから今の私の新たな人生がスタートしました。

素敵な妻と結婚し、かわいい娘とおもしろい息子に出会えました。

今は妻と2人『オシドリ夫婦だね!』って笑いながら一緒に木内不動産をやってます。

私の波乱万丈な人生も決して悪いものではありませんでした。

 

マイホーム購入、お金がたくさん必要です。

本当にお金は大事です。1円でも無駄なく大切に使ってください。

私はそのような気持ちであなたをサポートさせていただきたいです。

 

 

 

本当に最後ですが超個人的な話です

因みに私自身の一人目の子は女の子。娘です。

もちろん初の子ですから目の中に入れても痛くありません。

娘の思春期は多少世話がかかりましたが、今では本当に仲良しです。

責任もって死ぬまで私が応援します!

彼女はもう成人して自分の夢に向かって日々活き活きと人生を楽しんでます。

 

2人目に生まれた子は、『たまたま男の子』・・・・息子です。

その瞬間、私が果たせなかった高校サッカーの『リベンジ計画』がひそかに始まりました。

時は2002年。サッカーワールドカップ日韓大会が日本中の各地で開催されてました。

息子はこの年の8月に生まれたのですから、これは正に息子にとっても運命。

でも押し付けは出来ませんから息子の気持ちを聞き、相談(実際には誘導)しながら

タイミングを見計らって小学校3年生時に仲良しの友達と一緒に竜洋FC加入。

 

ちなみに竜洋FCのコーチって静学OBが数人在籍してまして。練習方法も見たことのないスタイル。

狭いエリアで子供たちがぐちゃくちゃ・ぶつかりながらドリブルしています。

まるで『縁日の金魚すくい』の水槽の中の金魚。

捕まえようとすると金魚が一斉に動き回るイメージ。

『へ~、なるほど。面白い!』

そこから静岡学園のサッカーに興味を持ちました。

 

ですが、息子が私立の静岡学園でサッカーをやる為にはお金がたくさん必要です。

その為のお金の準備も始めないと・・・。一層仕事を頑張りました!

 

竜洋FC→マリオフットサルスクール&サントスFCアカデミージャパン

→竜洋中サッカー部→静岡学園高校へ。

 

小学校6年の春休みには短期ですがブラジル サンパウロ州サントスFCへサッカー留学も。

親元を離れて約2週間、サッカーを通じて日本から地球の真裏に行きました。

マリオフットサルスクール&サントスFCのコーチ、安光マリオさんが連れて行ってくれました。

 

ある日の練習の帰りの車内で

息子「パパ・・・・やっぱりブラジル行ってみたいんだけど・・・」

私「おっ、いいじゃん!行って来いよ!」

息子「ありがとう。頑張ってみるわ・・・」

 

息子用のスーツケース、買わないと・・・10日間以上だから相当大きいのが必要だな・・・。

 

その年のブラジル留学参加の子供たちは息子を入れて7~8人ぐらい。

中部国際空港セントレアの集合時間は夕方でしたが、遅刻は絶対許されません。

ですが道中、何があるかわかりません!何か想定外の思わぬラブルに巻き込まれたら大変です。

息子をセントレアに無事送って行かなければ・・・

プレッシャーはありましたが、事前準備は怠らないのが私の信条。

少し早いですが念には念を入れて、午前中に自宅を出発。

磐田からセントレアまでは高速で2時間ぐらい。

お昼過ぎにはセントレア無事到着。

集合時間まで3時間ぐらいあるので息子と妻と3人でセントレアの中を散策。

食事したり、展望デッキでたくさんの離発着する飛行機を見て過ごしました。

 

私「オッ、あの飛行機!お前が乗るエティハド航空の飛行機じゃん!よっしゃ・・・記念写真撮ろ~。」

妻「飛行機の前に立って!もうちょっと右!スーツケースが邪魔!」

息子「マジ ウザい!もういいよ~・・・」

妻「不貞腐れてないで笑って!」

私「撮るよ~、ハイ、チーズ!」 カシャ!

 

飛行機の出発離陸は夜の便。

搭乗ゲート前で子供たちの記念撮影をし、いよいよ出発のお別れ。

搭乗ゲートに入っていく子供たちは期待と不安で一杯だったと思います。

でも、不安な気持ちは親も一緒。

自分の子どもに親としてやってあげられる事なら、多少大変でもやってあげたい!

貴重な経験ができそうなら尚更です。

もちろん無事に帰ってきてくれることを祈りつつ、一回り大きくなってほしい!

誰もが同じ気持ちです。息子の友達のお父さんお母さんも泣いてました。

 

手を振って見送った後、急いで展望デッキへ。辺りはすっかり真っ暗です。

夜のセントレアは滑走路や飛行機のライト・施設のイルミネーションでとても綺麗でした。

でも3月の日没後ですから・・・寒っ!

 

搭乗予定の飛行機はエティハド航空(アラブ首長国連邦国営の航空会社)。

私は初めて知る航空会社でした。

アラブ首長国連邦アブダビ経由で約1日の長旅です。

尾翼デザインは流石!アラブ系のお金持ちの航空会社ですからオーラが違います!

しっかり目に焼き付けました。

そして息子たちを乗せた飛行機がゆっくり動き出しました。

私「行ってらっしゃい!頑張れよ!」

・・・・でも本当に大丈夫かな~?

 

数分後、暗闇の遠くから、子供たちを乗せた飛行機がスピードを上げて滑走してきました。

もはや飛行機だか何だかわかりません。眩しい光が向かってくるだけ・・・。

私「ママ!来たよ!あの飛行機!」

妻「アレがそう?遠くてよく見えない。今日はコンタクト入れてくるの忘れちゃったから・・・」

私「あの飛行機だよ!」

私はお気に入りのキヤノン製一眼レフカメラで離陸の瞬間をファインダー越しで連写しました!

カシャカシャカシャ・・・・・・・・・・・。

『キィ~ン+ゴォ~』の爆音です!

私「行ってらっしゃい!頑張ってこいよ~!無事離陸してくれ~!!!」

暗闇の中、ブラジルへ向かって飛び立った飛行機は無事離陸に成功しました!

本当に良かった!

 

セントレアの展望デッキでは、なんだか複雑な感情がこみあげてきて・・・

隣で見ていた妻と一緒に泣いてしまいました。

飛行機の光が小さく見えなくなるまで、ずっと見続けました。

 

一先ず安心し、「さ~てと、帰るか。」

カメラをケースにしまって家路に向かって妻とデッキを歩き始めました。

セントレアの綺麗なイルミネーション、よくよく見ると本当にきれい!

まるでディズニーランドのエレクトロニカルパレードを思い出します。

 

そんな感傷に浸っていた時、また次の飛行機が大きな爆音を響かせながら離陸しようとしてました。

何気なく振り返ってその様子を見た瞬間、愕然としました!

先程まで嫌というぐらい見続けていたあのオーラ全開の尾翼のデザイン!

エティハド航空の飛行機です!

『ママ!こっちが本物だ!』

 

もうシャッターチャンスは間に合いません・・・・。失敗しました。

 

でも、今度はカメラのレンズ越しでなく、自分の肉眼でしっかり見ました!

もう一度、大きく手を振って、『行ってらっしゃい!気を付けて!楽しんでこいよ~!』

人目も気にせず大きな声で叫びました。

 

きっと息子は『かけがえのない経験』をしたのではないでしょうか。

私だってブラジルには行ったことはありませんが、息子は私以上の経験をしています。

 

息子は中学卒業と同時に親元を離れ、静岡学園での寮生活をスタートしました。

部員総数260名以上。

高校2年時には静岡学園は青森山田に劇的な逆転劇を演じ24年ぶりの全国優勝!

そして初の単独優勝!夢のようですが現実です。

当の息子はスタンド組でしたが本人は嬉しさ半分、悔しさ半分。

それも息子の人生です。

その時の『悔しさ』をバネにやればいい・・・。

まだ残り1年ある。高校最後の年に息子も私たち両親も望みは捨てることなく期待してました。

きっと、どの子も・・・どの子の親も・・・同じ気持ちだったと思います。

 

私自身は100%満足でした。息子のおかげで人生最高の感動を得ました!

決勝戦当日は仕事の都合で埼玉スタジアムには行けませんでしたが、

お付き合いのある住宅会社の袋井展示場のスタッフルームでスマホ片手に、

仲の良い営業さんと一緒に喜び合ってました!

少し涙が出ましたが、すぐに私も商談がスタート。

現実の生活に引き戻されました。

 

家に帰ってもう一度、妻と一緒にTVを見て泣いたことは一生忘れません。

 

静岡学園では24年ぶりの優勝祝賀会が静岡駅前のホテルで企画されていました。

私たち夫婦ももちろん参加表明し、その日を楽しみにしていた矢先、

世の中に激震のニュースが走りました!

ダイヤモンドプリンセス号?横浜港に着岸できず沖で停泊中?なにそれ・・・・

『コロナ禍』の始まりです・・・・。

全くよくわからない伝染病に世界中が巻き込まれました。

ほとんどの人が正確な知識もないので、ただただ理由もなく恐れるだけ。

それは致し方ない事です。

 

静岡学園の優勝祝賀会はもちろん中止。

なんだかよくわからないけど関係者の落胆は半端なかったです。

私はというと自分自身が果たせなかった高校サッカー選手権の全国優勝を

息子の母校が見事達成し、その父母として見てましたから、

気分最高マックス→奈落の底に突き落とされた気分。

気持ちが上がっていただけに、そのショックは大きかったです。

まるでバブル経済の時の日本の円や株価・土地の地価が最高マックスだった時から

一瞬で無くなり消えてしまったように思えました。

バブルが弾ける・・・バブルが崩壊。。。

よくこんな的を得たネーミングを思いついたものですが、私の気持ちのバブルが弾けました。

 

 

もちろん2月からは世の中全ての部活が自粛。学校も休校+リモート学習。

2月~5月は自宅に戻ってきました。

その間、サッカーの全体練習は一切なし。自主練習は各自多少やっていたかもしれませんが・・・。

その時、今まで努力してきたことが、何かのきっかけで一瞬に崩れてしまうことを知りました。

そして、やはり、人間は弱い。全く一人ではモチベーション維持は相当難しいと感じました。

6~7月の総体の代替試合に息子が出場しましたが練習不足は否めなかったですね。

彼らしくないプレーの連発もあり、チームは敗戦しました。

これも息子のサッカー人生。

でも、得たものもたくさんあると思います。

静岡学園で息子は私なんかの経験以上に厳しい環境で自分磨きをしました。

きっとこれからの人生で様々な困難も、たくさんの友人に相談しながら、

最終的には自分の力で局面を打開していけるのではと期待しています。

でも、本当に困ったときはいつでも相談に乗ってあげられる親子関係は保ちたいと思います。

 

そんな息子は無事高校を卒業し、今は東京の大学へ進学し、自分自身の次の夢に向かって走り始めました。

アパート探しは『ヘーベルメゾン』限定で探し、学校の近くの中野区に良い物件を見つけました。

因みにサッカーは止めました。酷使した膝が痛いそうです。

趣味でフットサルぐらいは遊びでやればいいのに・・・と私は思うのですが・・・

息子『サッカーはやり切ったから未練はない!』そうです。

 

いいんじゃないの!

 

そんな息子はなんだかよく分かりませんが宅地建物取引士の勉強をしたいと言ってきました。

大学以外に宅建の勉強もしたい。

『どうやって勉強すればいいの?』と私に相談してきました。

 

私は遠鉄当時、宅建試験に3回落ちました。

最初の3年間は仕事の合間の独学で勉強→惜しいんですが、あと一歩のところで不合格。

流石に社内での立場もマズイので4年目は仕事終わりにアクトタワー北側の

『総合資格学院浜松校』の宅建講座を受講し何とか合格しました。

講座の学費は毎月頂くお小遣いから少しずつ返済する条件で妻の了承を得ました。

その時の経験を踏まえ息子にも宅建講座の学校をお勧めしました。

その宅建講座の学費はもちろん私が出すつもりで提案しましたが、

息子は『自分でアルバイトしたお金で行くから大丈夫!』

 

私はなんだかうれしくてまた泣いてしまいました。

 

最後は単に自分自身の話になってしまいました。本当に申し訳ありません。

長文お読みいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

神奈川県茅ケ崎市 美湘ランド 坂田さん

神奈川県相模原市 富士住宅 渡辺さん

東京都新宿区 ライフテック 中切さん

愛知県一宮市 東洋土地建物 水谷さん

神奈川県大和市 さがみ地所 岡村さん

 

平成25年のACE入会以来9年間、本当に感謝しております。ありがとうございます!

 

そして全国のACEの皆さん

全ての方のお名前はとても書ききれません・・・お許しください。

でも、皆さん、上記5名の方と同様、私にとっては恩師であり同志です!

いつも本当にありがとうございます!

 

たまたまご縁があって出会えた大切なお客様に対する『安定したサービスの供給』の形であり、

私なりの答えです!

 

 

そして、これまでの私の人生で出会った全ての人に心から感謝します!

本当にありがとうございました!

 

木内隆之

 

 

 

 

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